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「ほぅ…お前達がジュンフィのお仲間というやつか」
長い廊下の先にはお目当ての人物。
「あぁ、すまない。今は仲間ではなかったな。組織は裏切り者を許したりはしないだろう？」
私はキッとその相手を睨みつけた。
「…貴方が、スイラン…」
「如何にも」
能力者を拐っては、高い金で売り飛ばす極悪人。
スイランは口元に綺麗な弧を描き、私達を見据えていた。
その姿は誰かに似ている気がして…だけど今はそんなことを考えている暇などなかった。
「はてさて、ジュンフィを連れて来なかったあたり、私を裏切ったと思わせない為か？」
「……！！」
バレてるのか。
それともカマをかけられているのか。
余計なことを言えば、この人はすぐにでもジュンくんを殺してしまうのだろうか。
余裕の笑みは酷く心地が悪い。
全てを見透かしているような、そんな感じ。
「スイラン…あんた、ジュンをどうしたいんだ？」
私が答えるのに躊躇っていると、ウォヌくんが一歩前に出た。
「どうしたい、とは？」
「ジュンはあんたにとって、何？ただの駒？でも、裏切ったってわかってる今の時点で殺さない理由は？情でも芽生えた？」
スイランは、ふふっ。と静かに笑うとゆっくりとウォヌくんに視線を移した。
表情とは真逆の底冷えするような瞳は、感情を読み取ることは出来ない。
「お前に答える義理はないな」
「…まぁ、そうなるよ、なっ！」
ウォヌくんは肩を竦めると先手必勝と言わんばかりに、氷を放つ。
「今殺せない理由があるんなら、あんたを捕まえてジュンの呪いを解かせる猶予もあるってことだよな」
「果たしてそれはどうだろうなぁ…？」
スイランは微笑みながらそう呟くと、フェイ。と名前を呼んだ。
瞬間、スイランの近くに1人の青年が現れる。
その青年はウォヌくんが放った氷を自分の獲物で防ぐと、強く地面を踏む。
それに呼応するかのように、地面が揺れ動いた。
「能力者！？」
ミョンホくんは驚きながら私とウォヌくんの手を掴み、能力で後ろへと飛んだ。
私達がいた場所は地割れのようにパッカリと真っ二つに割れており、顔が青くなる。
「任せてもいいか、フェイ？」
「問題ありません。全員沈めます」
スイランは相変わらず余裕の笑みを浮かべ、私達を一瞥すると口を開いた。
「さて、貴様達はジュンフィの命を救うことが出来るかな？」
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レン(プロフ) - 今日からうちの子は改名してホシくんです！笑笑メスですけど笑笑 (2020年3月16日 17時) (
レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - レンさん» ポメラニアン飼ってるんですね！羨ましいです〜！もうそれはポメホシくんなので盛大に可愛がってあげましょう！^ - ^ (2020年3月14日 19時) (レス) id: b3fbbcd754 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - めちゃくちゃ似合います！ふわふわしてチョコチョコしてる感じが！！← うちでもポメラニアン飼ってるので今日からホシくんだと思うことにします！笑笑 (2020年3月13日 14時) (レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - レンさん» コメントありがとうございます！勝手ながらホシくんは絶対にポメラニアンが似合うなと、オタク心が疼いてしまいました。これからもポメホシくんをどうぞよろしくお願いします！！ (2020年3月10日 21時) (レス) id: b3fbbcd754 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - ぽ、ポメラニアンになるホシくん…無理可愛すぎる… (2020年3月9日 20時) (レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yu-i | 作成日時：2019年12月8日 20時
