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私の頬を撫ぜた後、風が私の隣のテヒョンを襲った。
「っなに、これ？」
テヒョンは私を掴む手を離し、自分の周りを囲むようにする風を見て首を傾げていた。
「Aに触るな」
その声に、私は出そうになる涙を堪えた。
長い間会っていないような、そんな感覚に陥る。
会えて良かった…。
だって、私はまだ…貴方を仲間だと信じてるから。
「ジュンくん…」
名前を呼べばジュンくんは少し表情を和らげ、私を見た気がした。
「…予定にない。君はいらない。僕が欲しいのはAだけ。君は…ダメ。僕は…僕は…」
ぶつぶつと、怖い顔で何かを呟くテヒョンに私は後退る。
さっきまでと雰囲気が…違う。
言い表せない、この感じは…一体なんなのか。
「あ、そっか。そうだよね。いらないのは、食べていいんだから。大丈夫だよ。ヒョンがそう言ってたし。でも本人に一応聞いてみようか？」
独り言を終えたテヒョンはニッとジュンくんに笑いかけ、こてんと首を傾げ、
「ねぇ、食べてもいい？」
影が動いた。
「ダメに決まってるでしょ」
ものすごいスピードで迫り来る影に向かってジュンくんは鋭利な風を放つ。
風は影を真っ二つにするが、
「ムダなんだよね〜」
真っ二つになった影はまた一つに戻ると、ジュンくんを飲み込もうと大きくなったが、突如現れた氷の壁に阻まれた。
「ちょっと、タイミング遅いよ」
「助けてもらっといてよく言う」
ジュンくんの後ろから現れたウォヌくんの姿に瞠目する。
え、ウォヌくんと…ジュンくんがなんで一緒に？？
「A！」
状況の把握を必死にしていると、ミョンホくんが瞬間移動で私の近くまで飛び、私の手を握った。
ぶんっと、揺れた視界になんとも言えない浮遊感。
気づいたら私はジュンくんとウォヌくんの隣に立っていた。
「成功したな」
「…え、今のなに。てか、気持ち悪い。乗り物酔いした感じ…」
「A、大丈夫？」
どこか満足そうに頷くウォヌくん、気持ち悪くてしゃがみ込む私、そして私を心配そうに覗き込むジュンくん。
なんだこれ…夢じゃないよね？
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レン(プロフ) - 今日からうちの子は改名してホシくんです！笑笑メスですけど笑笑 (2020年3月16日 17時) (
レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - レンさん» ポメラニアン飼ってるんですね！羨ましいです〜！もうそれはポメホシくんなので盛大に可愛がってあげましょう！^ - ^ (2020年3月14日 19時) (レス) id: b3fbbcd754 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - めちゃくちゃ似合います！ふわふわしてチョコチョコしてる感じが！！← うちでもポメラニアン飼ってるので今日からホシくんだと思うことにします！笑笑 (2020年3月13日 14時) (レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - レンさん» コメントありがとうございます！勝手ながらホシくんは絶対にポメラニアンが似合うなと、オタク心が疼いてしまいました。これからもポメホシくんをどうぞよろしくお願いします！！ (2020年3月10日 21時) (レス) id: b3fbbcd754 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - ぽ、ポメラニアンになるホシくん…無理可愛すぎる… (2020年3月9日 20時) (レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yu-i | 作成日時：2019年12月8日 20時
