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とりあえずウォヌくんと手分けをして、今日のオークションで出品されるであろう能力者の人達を優先的に探す。
出来ればその人達のことも助けてあげたいと考えているが、状況的には難しいかもしれない…。
「…はぁ、まったく」
客として潜り込んだのは良いものの、やっぱりこの格好はダメだな。
歩き難いったらないよ。
「建物の構造は一応頭に入ってるけど…」
なんというか、ややこしい造りだ。
まるで迷路のような造りは、簡単に逃げられないような感じ。
こういう時ジフンさんのサポートがあれば…。と思ってしまう。
そんな事考えても仕方がないのに。
「…あれ、ここ地下なんてあった？」
見つけた下に続く階段を不審に思い、一旦ウォヌくんの元に戻ろうとするとそこから僅かな悲鳴が聞こえてくる。
ぐっと足が止まり私は唇を噛んだ。
「あぁ、こんな！！」
気づくと私は階段を降りていた。
「ごめんなさい助けて。家に帰してください。お願いします、私、帰りたい。帰りたいんです。助けて助けて」
「黙れって言ってんだろうが！！」
「きゃあ！！」
懇願するように頭を垂れる女の子の身体に、鈍い音が打ち込まれる。
「げほっ、げほ、ひっ…」
「あぁまた殴っちまったじゃねぇか。商品は大事にしろって言われてんのに…。これでクビになったらお前のせいだぞ！！」
ガンッと蹴飛ばさる女の子は、私よりもいくつか年下のようだった。
酷い光景に目を逸らしそうになる。
独房のようなそこに放り込まれる女の子に駆け寄る影が一つ。
「これを外して。彼女の手当てをしたい」
目を見張るその存在は。
「(ハンソルくん…！)」
ハンソルくんの端正な顔は少し憔悴しており、首には黒い首輪のようなものが付けられていた。
どうやら、その首輪を外してくれと監視役の男にお願いをしているようだった。
「馬鹿かお前。それ外したら能力使えんだろ」
「僕は治癒の能力だよ？外したところで逃げる術なんてない。それよりもこの子をこのままにしていたら死んでしまう。貴方の首、本当に飛ぶかもね」
真っ黒の、感情の篭ってないようなハンソルくんの瞳に、監視役の男は顔を引き攣らせていた。
「変な真似はするなよ！！」
「手当てするだけだよ」
男はそう吐き捨てると、独房の鍵を明けハンソルくんの首輪に触れるとロックを解除し、それを外していた。
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レン(プロフ) - 今日からうちの子は改名してホシくんです！笑笑メスですけど笑笑 (2020年3月16日 17時) (
レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - レンさん» ポメラニアン飼ってるんですね！羨ましいです〜！もうそれはポメホシくんなので盛大に可愛がってあげましょう！^ - ^ (2020年3月14日 19時) (レス) id: b3fbbcd754 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - めちゃくちゃ似合います！ふわふわしてチョコチョコしてる感じが！！← うちでもポメラニアン飼ってるので今日からホシくんだと思うことにします！笑笑 (2020年3月13日 14時) (レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - レンさん» コメントありがとうございます！勝手ながらホシくんは絶対にポメラニアンが似合うなと、オタク心が疼いてしまいました。これからもポメホシくんをどうぞよろしくお願いします！！ (2020年3月10日 21時) (レス) id: b3fbbcd754 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - ぽ、ポメラニアンになるホシくん…無理可愛すぎる… (2020年3月9日 20時) (レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yu-i | 作成日時：2019年12月8日 20時
