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ジス side
時計の針を確認して、そろそろAとミョンホの乗る飛行機が飛ぶ時間だなぁ。と呑気にそんなことを考えていると突然、扉の方からノックの音が聞こえてきた。
「どうぞー」
間延びした声で返事をするなり扉が開く。
入ってきたのは、スンチョルだった。
「仕事中？」
「ん〜丁度休憩しようかなぁって思ってたとこ。スンチョルもコーヒー飲む？」
誰も使っていない椅子に座るスンチョルにそう訊ねれば、こくりと頷いていた。
スンチョルがわざわざここに来た理由は、なんとなく理解していた。
「どうせスンチョルのことだから気付いてるんでしょ？Aとミョンホのこと」
はい。と手渡したコーヒーを素直に受け取るスンチョルは、まぁね…。と少し困ったように目尻を下げていた。
どうやら僕の幻覚では、勘のいいスンチョルは欺けなかった。
その事実に、流石僕らのリーダー。と誇らしい反面、多少悔しい面も残る。
「僕が言うのもなんだけど、どうして止めなかったの？」
命令違反をみすみす見逃すなんて。
スンチョルの立場と性格上、有り得ないと思った。
だからこそ…聞きたかった。
スンチョルはコーヒーを一口飲み、それを静かにテーブルに置く。
「止めようと思ったんだけど…出来なかった」
辛く絞り出したようなその答えに、あぁ…。と思わず目を伏せる。
スンチョルという男は、僕達のリーダーである以前に、僕達の優しい兄であるということを思い出す。
「ジュンのことも、ハンソルのことも…出来れば俺達でなんとかしたいって思ってる。だけど立場上、俺は大きく動けない」
まさか、組織の存在がこんなにも足枷になるとは、思いもしなかったのだろう。
思う通りに動けない憤りや焦り。
唇を噛み締めるスンチョルの肩を、僕は優しく叩く。
「だから、託したんだ？Aとミョンホに」
「そんな綺麗な言い方じゃない。こんなのただの人任せだ…情けない」
両手で顔を覆い、珍しくネガティブ発言のスンチョルに僕は苦笑した。
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レン(プロフ) - 今日からうちの子は改名してホシくんです！笑笑メスですけど笑笑 (2020年3月16日 17時) (
レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - レンさん» ポメラニアン飼ってるんですね！羨ましいです〜！もうそれはポメホシくんなので盛大に可愛がってあげましょう！^ - ^ (2020年3月14日 19時) (レス) id: b3fbbcd754 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - めちゃくちゃ似合います！ふわふわしてチョコチョコしてる感じが！！← うちでもポメラニアン飼ってるので今日からホシくんだと思うことにします！笑笑 (2020年3月13日 14時) (レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - レンさん» コメントありがとうございます！勝手ながらホシくんは絶対にポメラニアンが似合うなと、オタク心が疼いてしまいました。これからもポメホシくんをどうぞよろしくお願いします！！ (2020年3月10日 21時) (レス) id: b3fbbcd754 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - ぽ、ポメラニアンになるホシくん…無理可愛すぎる… (2020年3月9日 20時) (レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yu-i | 作成日時：2019年12月8日 20時
