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チャニョル達が更正施設に送られてから数日後。
チャンくんと休憩室で他愛のない話しをしていた私の元にジュンくんがやってきた。
「A、今日暇？」
「うん。非番だし、特に何も予定はないけど」
「じゃあこれから僕とデートに行こう？」
そのジュンくんの提案に私とチャンくんは、は？と声を揃えた。
デート？デートって、あの？
「ダ、ダメダメ！破廉恥だよヒョン！！」
「デート誘って破廉恥ってどういうこと？」
慌てるチャンくんを脇目に私は、うーん。と首を傾げる。
もしかして誘う人間違えてるんじゃないか、ジュンくん？
「今日はAを一人占めしたいから許してチャニ！」
「うぇ？ちょ、ジュンくん！」
「あ！ヌナぁぁ！！！」
ジュンくんから腕を引っ張られ休憩室を後にする。
後ろでチャンくんの叫び声が聞こえていたが何も出来ず。
そのまま私達は外に出ると、行こっか。とジュンくんに促される。
「何処に行くの？」
「映画を観たりお洒落なカフェに行ったり？とにかく、デートっぽいことをしたい！」
どこかうきうきとしたようなジュンくんは私の腕から手を離すと、恋人繋ぎをしてくる。
彼の距離感の近さは段々慣れつつあるけど、これには流石にどきりとした。
「あのさ、ジュンくん…」
「お願い。今日はAの時間を僕にちょうだい？退屈な思いはさせないから」
真摯に見つめてくるジュンくんに私は簡単に折れてしまう。
「わかった…今日はジュンくんに私の時間をあげるよ」
「やった！」
子供のように喜ぶジュンくんに私は肩を窄めた。
ジュンくんも私に甘いけど、大概私もジュンくんに甘いところがあるよなぁ…。と1人で苦笑する。
「最初は映画に行こう！観たいやつがあるんだ」
「ジャンルは？」
「サスペンス＆ラブコメディ風ミュージカル映画？」
なんだそれは。
ジャンルが真逆過ぎるんですが。
不安を感じながら私はジュンくんに手を引かれ久しぶりの映画館へと向かうのだった。
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yui(プロフ) - いちごさん» コメントありがとうございます！すみません、私のやり方が悪かったみたいで1がシリーズ一覧に出てこないのです(泣)お手数ですが、作者の作品一覧から飛んでいただけますと有難いです！ (2020年6月8日 21時) (
レス) id: b7a9992a65 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - あのこれって、「それは誰が為に2」となっておりますが、シリーズ1ってないんですか？シリーズ連載中のところを押しても2から始まるんです((長文すみません★てへぺr…((((( (2020年6月8日 19時) (レス) id: edee17033c (このIDを非表示/違反報告)
yu-i(プロフ) - ひまさん» コメントありがとうございます！我らがマンネはいつもイケメンですよね！！ (2019年11月27日 11時) (レス) id: c69704419e (このIDを非表示/違反報告)
ひま - いやーチャニイケメンすぎやわ〜今回も最高でしたー (2019年11月26日 22時) (レス) id: 22433977db (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - ですよねー！いやあ、96s尊い… (2019年11月16日 13時) (レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yui | 作成日時：2019年9月17日 16時
