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目が覚めるとそこは見慣れた天井。
自室だと理解するのにそう時間は掛からなかった。
「…今何時…っ」
起き上がろうとした時、右手の温もりとベッドの重みに気付いた私は言葉を失った。
「…ジュン、くん？」
数分間めいいっぱい固まっていた私はようやくその原因となった人物の名を呟く。
思った以上に驚いていたせいか声がカスカスだ。やばい、酒焼けしたような声じゃないか。
ジュンくんは私の右手を握ったまま、ベッドに突っ伏して寝ていた。
そりゃもう…とても気持ちよさそうに寝てるので、起こすという選択肢は自然と除外されてしまい…。
「(はて、どうしたら…)」
身動きがとれなく、苦笑する。
私の右手はジュンくんの大きな手にすっぽりと収まっていた。
いつからこうしてたのかな。と考えていると扉が開く。
「ジュニヒョン交代の時間だよ…って…」
「おはよう〜。ミョンホくん」
部屋に入ってきたミョンホくんが私を見るなり固まってしまった。
え、いや、なにその反応。もしかして手握ってたのまずかった？ヤキモチ？
「…ん…」
「あ、」
そんな中、寝ぼけ眼で緩やかに身体を起こすジュンくんに、起きちゃった？と声を掛ける。
「…A…？」
「うん、おはよう。ジュンく…ぐぇ！！」
簡潔に言おう。
抱きしめられた。
勢いよすぎて変な声出たんだが。
「…良かった、本当に良かった…A」
「え〜…と」
安心しきったそんなジュンくんの声に、私はジュンくんの肩越しに見えるミョンホくんにヘルプを求める。
ミョンホくんはハッとすると、ジュンくんの背中を優しく叩いていた。
「ヒョン、Aが驚いてる。離してあげて」
「嫌だ。凄く怖かったんだ僕。もしこのままAが目を覚まさなかったらどうしようって…」
「いやいや…そんな大袈裟な…」
え、てか、私どれだけ寝てたんだ？
体感的には半日なんだけど。
まぁ…寝すぎたにしろ丸１日程度？
私の疑問を察したのかミョンホくんは緩く首を横に振っていた。
「3日も目を覚まさなかったんだよ」
「…3日！！」
まさか、そんなに寝ていたとは思わなかった私はポカンと口が開いていた。
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yui(プロフ) - いちごさん» コメントありがとうございます！すみません、私のやり方が悪かったみたいで1がシリーズ一覧に出てこないのです(泣)お手数ですが、作者の作品一覧から飛んでいただけますと有難いです！ (2020年6月8日 21時) (
レス) id: b7a9992a65 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - あのこれって、「それは誰が為に2」となっておりますが、シリーズ1ってないんですか？シリーズ連載中のところを押しても2から始まるんです((長文すみません★てへぺr…((((( (2020年6月8日 19時) (レス) id: edee17033c (このIDを非表示/違反報告)
yu-i(プロフ) - ひまさん» コメントありがとうございます！我らがマンネはいつもイケメンですよね！！ (2019年11月27日 11時) (レス) id: c69704419e (このIDを非表示/違反報告)
ひま - いやーチャニイケメンすぎやわ〜今回も最高でしたー (2019年11月26日 22時) (レス) id: 22433977db (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - ですよねー！いやあ、96s尊い… (2019年11月16日 13時) (レス) id: 7ddd2a9a14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yui | 作成日時：2019年9月17日 16時
