木枯らし ページ6
人生山あり谷ありっていうけど____
君となら、どんな事があっても乗り越えていける…
そんな事を君の助手席で…改めて思っていた。
不謹慎かもしれないけど、この危険なドライブで君となら…なにがあってもいいなんて思ったり。
でもしばらくは、Aの運転はいいかな(笑)
「ソンジェ何か言った？」
「ん？なんにも」
たまに心の声も聞こえてるような気がするけど、今のは聞こえてないよね？
「ソンジェ、私車庫入れ出来ない」
駐車場に着くと同時に入り口でピタリと車を停める君。
「だろうと思ってた…すっかり酔いも覚めたし、変わるよ」
「うんっ！ブンブンお疲れ様」
そう言って得意気に愛車のブンブンを撫でる。
「ブンブンって(笑)」
突っ込んでるけど、このニックネーム俺が付けました(笑)
可愛いでしょ？
「さてっと、ブンブンの車庫入れするかな」
助手席から跨いで、運転席に移る。
外では、君がストールを肩に巻きつけて寒そうに待っているんだ。
車庫入れをしつつ、君に視線を移すと…
君の足元に、勢いよく枯れ葉が舞っていた。
それと同時に君の長い髪も宙に舞う。
車から降りると、さっきまで感じていなかった北風が勢いよく吹いていた。
風に乗って、俺は君の側に駆け寄ってジャケットを広げ君を包む。
「急に冷え込んだな。寒くない？」
「うん、大丈夫」
「俺がいるから？」「そう(笑)」
笑ながら俺に包まった君。
「ソンジェはいつも暖かい。居心地がいいね」
「それは、良かった。いつでも、抱きしめてあげるよ」
そして、風に負けない強さで君を抱きしめてると…
無常にも、向こうから来た車のヘッドライトによって俺達がライトアップされた。
君は隠れるように俺のジャケットの中に潜り込む。
「隣のひと」「じゃ、この続きは…部屋でしよっか？」「…(笑)」
君からの返事がなくても、続きはするけどね？
だって、今日は木枯らし1号が吹く寒い夜。
人の体温で身体温めあいたいでしょ？
急ぐように、君と駆け足で部屋に入ったんだ。
ガチャ____
駆け足で上がる息が、部屋に響いた。
「はぁ…」
おもむろに君は電気のスイッチをオンしようとするけど、その手を俺が阻止する。
「…見えないよ？」
「見えなくさせてるの」
暗闇でズリズリと君を壁に追いやった。
「で…も…」君の唇に、なにも言わないとばかりに口付ける。
「でもは、いらない。」
暗闇のまだ暖房もつけない部屋の中で、温め合うんだ。。
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milky☆tea(プロフ) - しぽりんさん» しほちゃんコメントありがとうpqしほちゃんに、そう言ってもらえて本当幸せです(*^^*)これからも読んで貰えたら嬉しいなぁ^^ (2015年9月27日 19時) (
レス) id: afa26610c0 (このIDを非表示/違反報告)
しぽりん(プロフ) - みるくちゃん。すごく面白かったよ。まだまだ続きが読みたくなりました。 (2015年9月27日 13時) (レス) id: 27c2cc360d (このIDを非表示/違反報告)
すわん(プロフ) - milky☆teaさん» やった ☆ これからよろしくね !! (((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2015年1月16日 13時) (レス) id: 586fae90ea (このIDを非表示/違反報告)
milky☆tea(プロフ) - すわんさん» すわんちゃんあんにょん^^はぁーい、敬語なしで気軽に絡んでねん^^よろしくねっ！ (2015年1月16日 2時) (レス) id: afa26610c0 (このIDを非表示/違反報告)
すわん(プロフ) - milky☆teaさん» じゃあ、みるくちゃんにします !!!! 良かったら、敬語なしにしませんか？？ ☆ (2015年1月14日 23時) (レス) id: 586fae90ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milky☆tea | 作成日時：2014年10月24日 17時
