プロデュースはパクゴニル ページ18
寂しがる君に、玄関先でもう一度チュッとキスをした。
「A…いってきます」
「いってらっしゃい、ダーリン(笑)」
君の一言に頬が緩んだ。
可愛く手を振る君の手を重ねて、家を後にした。
「…ダーリン…ね(笑)」
なんて君の一言を復唱して、また笑みが漏れる。
休日の空いた電車の中で、頬を緩むのを…我慢出来ずに、ただただ下を向いて君を思い出していた。
会社に着くと____幸せな時間と打って変わり…
いきなりのサーバーダウンにめまぐるしく時間は過ぎていく。
ようやく潮時から落ち着いた頃、昼休憩になった…
休憩所に行くと、あいつらもいて
ジヒョク「今回は参ったよ…」
グァンス「こんなにひどいとはな…」
疲れと共に煙草の煙を吐き出していた。
ゴニル「こんな時は…明るい事でも考えなきゃやってらんないよな。ってことでソンジェ、いつ結婚式あげるの?」
唐突にゴニルからの質問に、あいつらの視線が俺に集中した。
「え?うん…まだ、決めてない」
ゴニル「まだ…決めてないって?Aちゃんなにもいってないの?」
「前に聞いたら、やらなくて…いい…なんて言うんだ」
ジヒョク「それは、絶対だめっ!」
グァンス「女の子は、挙げたいって思ってると思うけど…」
ジヒョク「そうだよ〜♪だって、俺Aちゃんのドレス姿見たいもん(笑)」
ゴニル「なんで、ジヒョクが見たいんだよ!」
ジヒョクを少し睨むように
「あの…Aは俺の嫁なんだけど(笑)」
ジヒョク「冗談だって冗談!でもソンジェの結婚式見たいよな」
「なんか…後ずけみたいだな(笑)」
ゴニル「まぁまぁ、皆ソンジェとAちゃんの事祝いたいだけだからさ。ってことで…」
ゴニルがおもむろに近くにあった、リサイクル用紙をさっと取って何かを書きはじめたんだ。
それをグァンスが1文字づつ追って声に出す。
「ソンジェの…結婚式。プロデュース……パク ゴニル(笑)」
ジヒョク「ゴニルがプロデュース??」
ゴニル「Yes、yoyo!」
「はぁ?yes、yoyo〜とか言われても…」
ゴニル「ちょっとソンジェは黙ってて」
おい、主役俺なんだけど…
不服そうにしている俺をよそに、ゴニルの提案にあいつらは笑いながら、相づちを打っている。
ゴニル「そうだなぁ〜やっぱり余興は大切だから、皆には体をはってもらって…」
グァンス「すべてをかける……?」
ゴニル「そぅ、すべてをかけて…ね?(笑)」
99人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
milky☆tea(プロフ) - しぽりんさん» しほちゃんコメントありがとうpqしほちゃんに、そう言ってもらえて本当幸せです(*^^*)これからも読んで貰えたら嬉しいなぁ^^ (2015年9月27日 19時) (レス) id: afa26610c0 (このIDを非表示/違反報告)
しぽりん(プロフ) - みるくちゃん。すごく面白かったよ。まだまだ続きが読みたくなりました。 (2015年9月27日 13時) (レス) id: 27c2cc360d (このIDを非表示/違反報告)
すわん(プロフ) - milky☆teaさん» やった ☆ これからよろしくね !! (((o(*゚▽゚*)o))) (2015年1月16日 13時) (レス) id: 586fae90ea (このIDを非表示/違反報告)
milky☆tea(プロフ) - すわんさん» すわんちゃんあんにょん^^はぁーい、敬語なしで気軽に絡んでねん^^よろしくねっ! (2015年1月16日 2時) (レス) id: afa26610c0 (このIDを非表示/違反報告)
すわん(プロフ) - milky☆teaさん» じゃあ、みるくちゃんにします !!!! 良かったら、敬語なしにしませんか?? ☆ (2015年1月14日 23時) (レス) id: 586fae90ea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:milky☆tea | 作成日時:2014年10月24日 17時