君の隣。 ページ16
君の拒否権はないまま…何度か君の脇腹を甘噛みをする。
君は顔の隣にある枕に顔を埋めていても____
微かに漏れてくる君の甘い声。
「……あっ……」
「……痛かった?」
意地悪するように聞いてみる。
そしたら、君は俺を少し睨むように枕から顔を出して…
「……痛く…なぃ…」
「……ん?…なんて(笑)?」
「………」顔をピンク色にしてまた枕に顔を埋める君。
「………気持ちいい?」
うんって言葉はなくても、君は小さく頷いている。
本当は、こうして欲しいこと…知ってるよ。
そんな君が可愛くて……
「……Aさらんへ…」
そう言って、また俺の唇は君の体の曲線を優しくなぞるんだ。
君の体には、俺の印が薄く小さく散りばめていった。
お互いの体が火照り____エアコンなんて必要ないくらい体温は上昇している。
俺の腕の中で、君は力耐えて…瞼が今にも閉じそうにしている。
そんな君の眉間を優しくなぞった。
「……そんなことされたら…眠くなっちゃう」
今にも眠そうな君がそんなこと言うから
「…眠っていいよ…」
「……いゃ……」
「なんで?」
「…ソンジェの寝顔見てから…寝たいの…」
「俺も…Aの寝顔見なきゃ眠れない…」
「ソンジェの…ぱぼ(笑)」
「え?……そこはソンジェ 愛してる…じゃない(笑)?」
お互い譲り合わないことにクスって笑い、また眉間を優しくなぞると…
君の瞼は限界だったみたいで、小さな声で
「ソンジェ……さらんへ…」
そう言って瞼を閉じたんだ。
「我慢…なんて…しなくていいのに(笑)」
眠る君の鼻筋を優しくちょんっと人差し指を置いた。
そして、眠る君の耳元に唇を近づけて____
愛の言葉を囁いた。
「俺も……Aのこと…愛してるよ…」
ってね。
そしたらさ、聞こえるはずがないのに____返ってきたのは
「…ありがとぅ…ソンジェ…」
って寝言に近い言葉。
「…え?聞こえてた?」
聞いても返ってくるのは、君の可愛い寝息(笑)
「…寝言でも嬉しいよ。おやすみA…」
君の唇にちゅっとして、君の首筋に顔を埋めた。
俺の鼻先を君の甘い香りが体中いっぱいになって、安心して眠れるんだ。
気づけば____
俺も…いつしか眠りについていた。
こうして、君に寄り添いながら眠ることがこれからも続くと思うと幸せになる。
A____
幸せな毎日送ろうね。
そして、ケンカをしても隣で眠ろう…。
いつでも許し合える関係で…いようね?
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milky☆tea(プロフ) - しぽりんさん» しほちゃんコメントありがとうpqしほちゃんに、そう言ってもらえて本当幸せです(*^^*)これからも読んで貰えたら嬉しいなぁ^^ (2015年9月27日 19時) (レス) id: afa26610c0 (このIDを非表示/違反報告)
しぽりん(プロフ) - みるくちゃん。すごく面白かったよ。まだまだ続きが読みたくなりました。 (2015年9月27日 13時) (レス) id: 27c2cc360d (このIDを非表示/違反報告)
すわん(プロフ) - milky☆teaさん» やった ☆ これからよろしくね !! (((o(*゚▽゚*)o))) (2015年1月16日 13時) (レス) id: 586fae90ea (このIDを非表示/違反報告)
milky☆tea(プロフ) - すわんさん» すわんちゃんあんにょん^^はぁーい、敬語なしで気軽に絡んでねん^^よろしくねっ! (2015年1月16日 2時) (レス) id: afa26610c0 (このIDを非表示/違反報告)
すわん(プロフ) - milky☆teaさん» じゃあ、みるくちゃんにします !!!! 良かったら、敬語なしにしませんか?? ☆ (2015年1月14日 23時) (レス) id: 586fae90ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:milky☆tea | 作成日時:2014年10月24日 17時