うちらの保証人。 ページ12
君は俺の腕の中で、ずっと婚姻届を眺めている。
「落ち着いてきた？」
「うん…」
しわしわになった婚姻届を大事そうにさすったり伸ばしていたりする。
「嬉しい？」
「言葉にならないくらい…」
「良かった(笑)あと数時間で俺の奥さんになる気持ちは？」
手をマイクに見たててインタビューした。
「……(笑)いままで生きてきた中で一番幸せです」
ちゃかり受け答えする君の答えに見つめあって笑い合う。
「ソンジェの誕生日なのに…逆にプレゼント貰っちゃった。」
「サプライズ成功！」
そう言っていると、日付が変わるまで残すところ5分前になっていた。
それに気づいた君は…
「あっ！誕生日まであと5分。ソンジェちょっと待ってて」
俺の膝の上からポンと降り、キッチンに向かう。
そして、11月17日___0時。
君は大きなホールケーキを持って、登場するんだ。
「ハッピーバースデー トゥー ユー♪ハッピーバースデートゥーユー♪」
そう、去年と同じ少し音程が外れたバースデーソングとともにね(笑)
そして、今年は
「今年は、一緒にローソク消そう」
そう言って2人でローソクを消したんだ。
俺の誕生日と___君と結婚した日。
ふたつのお祝いだから、これからもずっと2人でローソクを消そうね。
大きくカットしてくれたケーキをふたりで分け合って口に運んだ。
「夜中のケーキはたまらないね」
「うん、最高に美味しい」
幸せな気持ちでケーキを頬張った。
ケーキを食べ終わったところで、今日の一大イベントはじめようっか！
君と横並びに座り、婚姻届にひとつずつ丁寧な文字で埋めていく。
お互いの名前の欄に二人とも
「緊張する…」「どうしよ、手が震える」
なんて言い合って夫婦になる最初の共同作業をした。
保証人の欄で手が止まる。
「保証人ってどうしよっか？」
「もう頼んである。」
「え？もう？」
「ちょっと待ってて」
そう言って携帯を取り出して早速保証人になってくれるあいつらに電話をかける。
「もしもし〜」
「ソンジェ〜そろそろ俺たちの出番？」
「うん、よろしく」
電話を切ると___すぐにマンションに駆けつけてきてくれた。
「ソンジェ、Aちゃんおめでとうっ！」2人の声が重なった。
駆けつけてくれたのは、ゴニルとジヒョク。
ゴニル「いやさ、ソンジェがどうしてもっていうから…近くのデニーズで時間潰してたんだ。」
ジヒョク「男二人でデニーズはきつかったけどね？」
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milky☆tea(プロフ) - しぽりんさん» しほちゃんコメントありがとうpqしほちゃんに、そう言ってもらえて本当幸せです(*^^*)これからも読んで貰えたら嬉しいなぁ^^ (2015年9月27日 19時) (
レス) id: afa26610c0 (このIDを非表示/違反報告)
しぽりん(プロフ) - みるくちゃん。すごく面白かったよ。まだまだ続きが読みたくなりました。 (2015年9月27日 13時) (レス) id: 27c2cc360d (このIDを非表示/違反報告)
すわん(プロフ) - milky☆teaさん» やった ☆ これからよろしくね !! (((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2015年1月16日 13時) (レス) id: 586fae90ea (このIDを非表示/違反報告)
milky☆tea(プロフ) - すわんさん» すわんちゃんあんにょん^^はぁーい、敬語なしで気軽に絡んでねん^^よろしくねっ！ (2015年1月16日 2時) (レス) id: afa26610c0 (このIDを非表示/違反報告)
すわん(プロフ) - milky☆teaさん» じゃあ、みるくちゃんにします !!!! 良かったら、敬語なしにしませんか？？ ☆ (2015年1月14日 23時) (レス) id: 586fae90ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milky☆tea | 作成日時：2014年10月24日 17時
