ショデフリアウ…？ 〜YS〜�� From 紫桜雲 ページ50
You-side
『ふぅ〜…疲れた…』
スマホの持ち主との通話をようやく終えて。ホッと一息ついた。
茜『すごい！A、ずいぶん韓国語、話せるようになったんだね！』
『会話はなんとかね…でも、辞書片手に必死だったよ〜』
手にしていた、小さめの辞書をバッグにしまう。
結局、宿泊しているホテルを伝えることも、携帯のアドレスを教えることも拒否っちゃったけど…失礼だったかな？
そうした方が、簡単だっただろうな…
でも、お母さんにも散々心配されて来たし…
『今夜、茜の先輩たちと夕食の約束してるお店の前で、待ち合わせしたから…』
茜『私がぶつかったせいで、手間かけてゴメンね。で、相手の人の名前、聞いた？』
『えっ…』
──名前、聞かなかった…
『どうしよう…分かんないかも…』
茜『えっ、そうなの？でも、金髪で派手目な人を注意深く見てたら大丈夫じゃない？』
『それが…さっきぶつかった本人じゃなくて、弟さんが来るみたいなこと言ってたのに…顔、分かんないよ〜』
茜『うーん、でも向こうから見たら、韓国に来た日本人って…すぐに気付くかもよ？』
『そっか…そうだよね？』
茜のポジティブな意見に促されて、私達は街へと出かけた。
・
・
・
有名な宮殿を見て回ったり、観光を少しして。
夕方、茜の大学の先輩３人と合流して、予約してあるお店に行った。
『Aです…初めまして…』
茜『高校時代からの親友なんです！』
先輩『うん、聞いてるよ、韓国語少し話せるんだって？』
初めて会う人達ばかりだったけど…事前に茜が話してくれてたらしく、すぐに打ち解けた。
でも、私はスマホを返す時間が気になってしまって…落ち着かなかった。
茜『どうしたの？ソワソワして』
『いや、そろそろ約束の時間だなって…』
茜『そっか…』
──スマホが手元にないって…きっとすごく不便だよね？
『茜はゆっくり食事してて？私、お店の前に行ってくるから』
茜『一人で大丈夫？』
『うん、渡せたらすぐに戻ってくるし、何かあったら電話するね』
──せっかく意中の先輩と会えて、食事を楽しんでる茜まで中座させちゃ可哀そうだよね？
そう思って、私は茜の先輩たちに挨拶をして、お店の外に出た。
『暑〜い…』
夜になったものの、まだ蒸し暑さが残る。
大通りから１本奥まった道だけど、飲食店が多いからそれなりに人通りはあって。
──私の事、見つけてもらえるかな？
でも、いざとなれば、このスマホに電話してくるよね？
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ぷーまにあ(プロフ) - 屋上に会議室...？ (2018年7月28日 22時) (
レス) id: fec477912b (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - きよらさん» コメントありがとうございますm(__)mコラボ作品楽しんでいただけて嬉しいです(*^^*)兄さんの続きもよろしくお願いします♪ (2016年10月27日 8時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
yumika(プロフ) - きよらさん» ありがとうございます！皆さん素敵な作者さん方です。これからもよろしくお願いします！ (2016年10月26日 17時) (レス) id: 4bf2dc240e (このIDを非表示/違反報告)
yumika(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！なんとか完結しました。これからも頑張ります。 (2016年10月26日 17時) (レス) id: 4bf2dc240e (このIDを非表示/違反報告)
きよら(プロフ) - こちらのコラボ企画、すごいですね♪どのお話もとても楽しく読みました(#^^#)カントゥクペンなのでこれからも楽しみにしています♪兄さんのお話の続きも超気になる〜… (2016年10月26日 7時) (レス) id: 232f3e3d0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名： ゆきゅ☆まさ☆紫桜雲☆yumika0404☆ちぇ。☆向日葵☆凛音 x他3人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sjkorabolist01/
作成日時：2016年10月19日 13時
