距離感 ゆきゅ ページ33
「ユニは？」
宿舎から少し向かった所にある公園内で、ベンチに座ったヌナと俺。ヌナが寒くならないようにリョウクから渡された毛布でヌナの体を包む。
「今日はオンマと一緒、ぐっすり寝てる」
そうか。
そう言おうとした時、ヌナの視線が左側から感じて…口篭る。
「この間はありがとうね。
それと突然宿舎に来ちゃってごめん。こんな夜に…」
そう言うヌナの肩が少し震えていて寒くならないように今すぐ抱きしめてしまいたい腕を上げては降ろし上げては降ろし……
「いいよ。ちょうどヌナの事を考えてた。」
二人を分かつような風。
妙に寒気を感じる。
「……この前のことなんだけど。」
...もう 本題に入るのか。
先を急ぐ彼女を感じるのがこの上なく今は寂しい。
あんなに聞きたかった言葉が、答えが。このまま甘酸っぱい距離感でいたい甘い考えの俺には怖いものでしかない。俺はまだ、この距離感で立ち止まっていたいのに。ヌナは違うんだね。
「私、ジョンスに合わないと思うの。
ずっと好きでいてくれた事も知らなかった。
それに 久しぶりにジョンスと会った日、冷たくされて当たり前なのに傷ついて。
身勝手なの、本当に、、」
なんで。
どうして ヌナが泣くんだ
「ごめんね…ジョンス、ヒチョラから全部聞いたの。そうとは知らず私、ジョンスをずっと傷つけて、」
そう言って子供のように泣くヌナの肩が震える。
嘔吐に近い彼女の苦しそうな泣き声にどんな気持ちで俺に会いに来てくれたのかを感じていた。
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ぷーまにあ(プロフ) - 屋上に会議室...？ (2018年7月28日 22時) (
レス) id: fec477912b (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - きよらさん» コメントありがとうございますm(__)mコラボ作品楽しんでいただけて嬉しいです(*^^*)兄さんの続きもよろしくお願いします♪ (2016年10月27日 8時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
yumika(プロフ) - きよらさん» ありがとうございます！皆さん素敵な作者さん方です。これからもよろしくお願いします！ (2016年10月26日 17時) (レス) id: 4bf2dc240e (このIDを非表示/違反報告)
yumika(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！なんとか完結しました。これからも頑張ります。 (2016年10月26日 17時) (レス) id: 4bf2dc240e (このIDを非表示/違反報告)
きよら(プロフ) - こちらのコラボ企画、すごいですね♪どのお話もとても楽しく読みました(#^^#)カントゥクペンなのでこれからも楽しみにしています♪兄さんのお話の続きも超気になる〜… (2016年10月26日 7時) (レス) id: 232f3e3d0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名： ゆきゅ☆まさ☆紫桜雲☆yumika0404☆ちぇ。☆向日葵☆凛音 x他3人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sjkorabolist01/
作成日時：2016年10月19日 13時
