再会 ゆきゅ ページ30
「Aヌナ、先月別れたらしいよ。旦那さんと上手くいってそうだったのに分からないものだよな」
マネにそう言われて片耳に付けていたイヤホンを外す。動揺の仕方が酷かったせいかその場にいたメンバーに俺のヌナへの感情はバレバレだった。
つまり あの日見た彼女はもう……
そうとは知らずに冷たい態度を取ってしまった。
慌てて聴いていた音楽の画面をスライドして電話帳を開く。なんて電話を掛けるべきか、口実作りをしなくては…そう考えれば考えるほど人間って不思議なくらい上手くいかないものだ。
ーーーー
「ジョンス？」
1時間前には既に待ち合わせ場所に着いていて。
甘めのコーヒーはもう三本目。
ずっとヌナを待っていたはずなのに。
後方から聞こえてきた懐かしい声に振り向くことがなかなか出来ない。
自信がないというか勇気が出ないというか
ツンツン
足元から感じる小さな感触。
「ジョンスでしょ！」
そして、彼女に似ている瞳を持った女の子。
間違いない………ヌナの子。
「うん(笑)
可愛いお洋服だね。お名前は？」
頭を撫でると柔らかく笑う
笑い方もヌナにそっくりだ。
「ユニ〜」
そう言った同時に
小さな手が俺のズボンの裾を強く引いた。
「こらユニ。こっちおいで、
ジョンスに迷惑掛けないの。」
そう言いながらユニの目線になって、俺の足から離れさせようとする彼女。その手を掴む。
「いいよ、ヌナ。
今日3人で会おうって言ったのは俺だから」
・
どこに行くか事前に決めてしまおうかと思ったけれど、少しでも楽しんでほしくてユニが行きたい場所に。
現在地からは2時間ほど。
始めの20分は車内で停止するたびにミラー越しに二人が座っているのを確認して、楽しそうに遊んでいるのを静かに見ていた。
1時間も。ジョンス、ジョンスって俺の名を言ってくれるユニ。その顔を見ては笑みが溢れてテンションが上がって最後には俺たちの曲を熱唱したり。
結局 車内は騒がしくなった。
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ぷーまにあ(プロフ) - 屋上に会議室...？ (2018年7月28日 22時) (
レス) id: fec477912b (このIDを非表示/違反報告)
紫桜雲(プロフ) - きよらさん» コメントありがとうございますm(__)mコラボ作品楽しんでいただけて嬉しいです(*^^*)兄さんの続きもよろしくお願いします♪ (2016年10月27日 8時) (レス) id: 0e3a2fed79 (このIDを非表示/違反報告)
yumika(プロフ) - きよらさん» ありがとうございます！皆さん素敵な作者さん方です。これからもよろしくお願いします！ (2016年10月26日 17時) (レス) id: 4bf2dc240e (このIDを非表示/違反報告)
yumika(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！なんとか完結しました。これからも頑張ります。 (2016年10月26日 17時) (レス) id: 4bf2dc240e (このIDを非表示/違反報告)
きよら(プロフ) - こちらのコラボ企画、すごいですね♪どのお話もとても楽しく読みました(#^^#)カントゥクペンなのでこれからも楽しみにしています♪兄さんのお話の続きも超気になる〜… (2016年10月26日 7時) (レス) id: 232f3e3d0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名： ゆきゅ☆まさ☆紫桜雲☆yumika0404☆ちぇ。☆向日葵☆凛音 x他3人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sjkorabolist01/
作成日時：2016年10月19日 13時
