同じ気持ち ページ38
どのくらい、こうしていただろう。
泣きすぎて頭が痛い。
いつの間にか、周りはすっかり暗くなっていた。
どちらからともなくゆっくりと身体を離し、
お互いの顔を見て同時に吹き出す。
「お前・・・ひっどい顔！」
「ドンヘだって！アイドルとは思えない！」
ケラケラと笑う私の顔は、きっと目は半分も開いてないだろうし、
涙で化粧は落ちて、ボロボロの顔をしているだろう。
それでも、気分だけは、清々しかった。
それから、私達は
その顔じゃ宿舎に帰れないから、と一旦私の部屋に帰り、
手を繋いだまま、2人並んで目を冷やし続けた。
目の腫れも大分ひいた後、
ドンへはそろそろ帰る、と私に背中を向けた。
ねぇ、ドンヘ。
私達、前みたいに戻れるかな？
心の中に湧き上がった衝動は、絶対に彼にぶつけてはいけない。
ドンヘの気持ちを受け入れることができなかった私が、以前の何もなかった頃のような関係を望むのは
彼にとってひどく残酷であることがわかっていたから。
彼の背中を見送りながら、
これが最後になるかもしれない、と覚悟を決める。
笑わなきゃ。
笑顔を作ろうとすると、
ドンヘが背中を向けたまま、
ピタリと足を止めた。
「A、俺たち。
・・・前みたいに戻れる？」
自分の心にあった言葉とまったく同じことを問いかけられ、言葉が出ない。
ドンヘが不安そうに振り向くのが見え、思わずクスクスと笑ってしまう。
「A？」
「あ、ごめん。・・・今ね、まったく同じこと思ってた」
そう言うと、ドンヘはようやく安心したように笑った。
「やっぱり、泊まってってもいい？」
眉を八の字に下げて聞いて来るドンヘ見て、思わずまた笑みがこぼれる。
「ダメって言ってもいつも泊まってくくせに」
その日、ドンヘと私は会えなかった分を埋めるかのように
たくさん話をした。
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愛翔(プロフ) - 頑張ってください( *｀ω´)0 (2012年10月17日 16時) (
レス) id: 2d5de63572 (このIDを非表示/違反報告)
影菜(プロフ) - ｷﾞｭーｷﾞｭーｷﾞｭーｷﾞｭー、ドンヘードンヘーあぁ…！悲しくて切なくて甘い！愛おしいぞｳﾆｮｶﾞー(笑) (2012年10月16日 20時) (携帯から) (レス) id: 0b726d4c31 (このIDを非表示/違反報告)
かぼちゃ - あぁ〜〜続きが気になる！！更新頑張ってください♪ (2012年10月16日 19時) (レス) id: 0605c3676b (このIDを非表示/違反報告)
ぱぼ♪ - キュヒョンとつぃに結ばれたぁ♪ドンヘもキュヒョンもかっこよすぎｯ★+応援してますo(^-^)oふぁいてぃん！！！ (2012年10月16日 19時) (携帯から) (レス) id: 6f4df6f9cd (このIDを非表示/違反報告)
はちゃ(プロフ) - よかった…・゜・(つД｀)・゜・やっと素直になれて♪きゅんきゅんしっぱなしでした(//∇//)このあとは？ρ( ^ｏ^)b_♪♪楽しみです!! (2012年10月16日 7時) (レス) id: 5cc424498c (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2012年10月10日 22時
