オンニの意地悪 ページ30
「新しい会社の人でね、
結婚しようって言ってくれてる」
ソナさんの言葉にハッと顔を上げた。
キュヒョンじゃないの？
ソナさんが選んだのは、ドンヘでもキュヒョンでもなく、
別の人だった。
「それって、ドンヘは・・・？」
「知ってる。引き止めてくれるかな、ってちょっとだけ期待したけど、無理だった」
「でも、ドンヘはソナさんのこと・・・」
「言ったでしょ？ドンヘには、私より大切な人がいるの」
「ドンヘが、そう言ったんですか？」
ううん、とソナさんは首を振った。
「なら・・・！」
ドンヘの気持ちを聞いてからでも、
という私をソナさんはまっすぐに見つめた。
「ドンヘの気持ちを聞かないまま、逃げてるのはAちゃんも同じじゃない？」
まっすぐなソナさんの言葉に、
言葉が出ない。
「私ね、Aちゃんが羨ましかった。
何も持ってないのに、ドンヘに大切にされて。
私は、彼の彼女でいるために、どんなことでもした」
何も持ってないのに、という言葉が胸に突き刺さる。
「でも、なんだか憎めないの。
可愛い妹だからかな。ドンヘの相手がAちゃんならいいなって思う自分もいる。
彼と、幸せになってほしい」
ごめんね、とソナさんが言って席を立つと、
いつの間にかソナさんの後ろに息を切らした男の人が立っていた。
「ドンへ・・・」
「意地悪なことしてごめんね。
でも、ちゃんと聞いてあげてほしい」
ソナさんと入れ違いに、ドンへが席に座る。
「ごめんなさい。
ありがとうございます、オンニ・・・」
そう言って頭を下げると、
彼女はやっとオンニって呼んでくれた、と笑ってお店を出て行った。
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愛翔(プロフ) - 頑張ってください( *｀ω´)0 (2012年10月17日 16時) (
レス) id: 2d5de63572 (このIDを非表示/違反報告)
影菜(プロフ) - ｷﾞｭーｷﾞｭーｷﾞｭーｷﾞｭー、ドンヘードンヘーあぁ…！悲しくて切なくて甘い！愛おしいぞｳﾆｮｶﾞー(笑) (2012年10月16日 20時) (携帯から) (レス) id: 0b726d4c31 (このIDを非表示/違反報告)
かぼちゃ - あぁ〜〜続きが気になる！！更新頑張ってください♪ (2012年10月16日 19時) (レス) id: 0605c3676b (このIDを非表示/違反報告)
ぱぼ♪ - キュヒョンとつぃに結ばれたぁ♪ドンヘもキュヒョンもかっこよすぎｯ★+応援してますo(^-^)oふぁいてぃん！！！ (2012年10月16日 19時) (携帯から) (レス) id: 6f4df6f9cd (このIDを非表示/違反報告)
はちゃ(プロフ) - よかった…・゜・(つД｀)・゜・やっと素直になれて♪きゅんきゅんしっぱなしでした(//∇//)このあとは？ρ( ^ｏ^)b_♪♪楽しみです!! (2012年10月16日 7時) (レス) id: 5cc424498c (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2012年10月10日 22時
