「愛されたい」 ページ3
「おねーさん、荒れてんねー」
いつの間にか打ち上げは一旦終わり、
大多数のスタッフは帰ったため、
内輪だけでホテルのラウンジで二次会をすることになった。
二次会でも酒を煽り続ける私に、
酔っ払って上機嫌なヒチョルさんが話しかける。
「別に。一仕事終えて飲むお酒はおいしい、って思ってるだけです」
仏頂面で答える私に、ヒチョルさんは
その通り！と楽しそうに笑った。
「で？なんで荒れてんの？」
「・・・」
私の頭をよしよし、となでながら
優しく答えを待ってくれるヒチョルさん。
すでにいつも以上に飲んでいたから
世界はユラユラと揺れていて、
考えがまとまらなかった。
「・・・愛されたい」
心にあった言葉を吐き出すと
ヒチョルさんは目を丸くして驚く。
愛されていないと思う訳じゃない。
でも、私がドンヘを想うように、
ドンヘとキュヒョンがソナさんを想うように。
私だって誰かの一番になりたい。
ポロッと言葉を零すと同時に、目尻からも涙が一粒零れた。
「そんなことで悩んでんの？」
かーわいー！、とさらに頭をなでられる。
「茶化さないでください・・・」
鼻をすすりながらそう言うと、ヒチョルさんは
「お前、気付いてないの？
よし！お兄様が可愛い妹のために一肌脱いでやろう！」
と明るく言うと、
周りをキョロキョロと見渡し、照明の下で目立つ場所に行くと、
私にチョイチョイ、と手招きをする。
フラフラした足取りでヒチョルさんの元へ向かうと、
グイッと腕を引っ張られ抱き締められる。
ヒチョルさんは私の顔を見て
ふっ、と一瞬だけ笑うと、
涙が零れた目尻にそっとくちびるをつけた。
驚いて固まっていると、
目尻、鼻、頬。
徐々にキスは下りてきて。
さすがに抵抗しなければ、と思い
「ちょっ、ヒチョルさ・・」
ヒチョルさん、と言おうとした瞬間、
グイッと引き剥がされて
誰かの腕の中にいた。
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愛翔(プロフ) - 頑張ってください( *｀ω´)0 (2012年10月17日 16時) (
レス) id: 2d5de63572 (このIDを非表示/違反報告)
影菜(プロフ) - ｷﾞｭーｷﾞｭーｷﾞｭーｷﾞｭー、ドンヘードンヘーあぁ…！悲しくて切なくて甘い！愛おしいぞｳﾆｮｶﾞー(笑) (2012年10月16日 20時) (携帯から) (レス) id: 0b726d4c31 (このIDを非表示/違反報告)
かぼちゃ - あぁ〜〜続きが気になる！！更新頑張ってください♪ (2012年10月16日 19時) (レス) id: 0605c3676b (このIDを非表示/違反報告)
ぱぼ♪ - キュヒョンとつぃに結ばれたぁ♪ドンヘもキュヒョンもかっこよすぎｯ★+応援してますo(^-^)oふぁいてぃん！！！ (2012年10月16日 19時) (携帯から) (レス) id: 6f4df6f9cd (このIDを非表示/違反報告)
はちゃ(プロフ) - よかった…・゜・(つД｀)・゜・やっと素直になれて♪きゅんきゅんしっぱなしでした(//∇//)このあとは？ρ( ^ｏ^)b_♪♪楽しみです!! (2012年10月16日 7時) (レス) id: 5cc424498c (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2012年10月10日 22時
