今日は何の日？ ページ14
「今日、何の日か知ってる？」
「・・・え？」
「やっぱり忘れてた。今日、100日記念日なんだけど」
「え、うそ！？」
驚く私に、彼はなんだよ、とふてくされる。
「今日、急いで買ったから気に入らないかもしれないけど」
と綺麗にラッピングされた小さな箱を手渡される。
箱を開けると、ピンク色の小さな宝石がついた、小ぶりなピアスが入っていた。
「・・・」
嬉しさのあまり言葉が出ない私の顔を、
キュヒョンが心配そうに覗き込む。
「・・・可愛い！！ありがとう！」
早速、鏡の前でピアスを耳に当てている私の手から
ピアスをとると、耳に通してくれる。
「やっぱり、似合う」
嬉しそうに笑うと、彼はそのままそっと私の耳に唇を寄せた。
「あ！でも、私なにも用意してない！」
「いいよ、別に。俺があげたかっただけだから」
そんな訳にはいかない！とまた可愛くない意地を張ってしまう。
「じゃあ、一つ言うことを聞いて」
ニヤリと笑う彼に、
ちょっとだけ不安を感じながらも、
思わず、いいよ、と答えてしまう。
「ご飯作って！」
「・・・は？」
何をお願いされるんだろうと不安だったけど、
彼の子どものようなお願いについ間抜けな声が出た。
「今までヒョンに作った料理、全部！」
ふてくされたように話す彼の耳は、少しだけ赤い。
「・・・ねぇ、それって日本でのこと？」
朝食の会場で、
ドンへがキュヒョンにひけらかすようにした昔話を、まだ覚えてたの？
思わず頬が緩んだ私を見て、
彼はムスッと視線をそらす。
「キュヒョナ、ドンへにヤキモチ妬いてるの？」
ツンツン、とキュヒョンの頬をつつくと、
彼は一瞬ためらうような視線を向けた後、噛み付くような痛いキスをした。
「・・・っ！キュヒョ・・」
キュヒョン、と言おうとする口を、また乱暴に塞がれる。
今までとは違う、激しいキスに頭が真っ白になる。
「先に、Aのこと食べてもいい？」
あの甘い声で耳元で囁かれ、
ついに身体から力が抜けた。
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愛翔(プロフ) - 頑張ってください( *｀ω´)0 (2012年10月17日 16時) (
レス) id: 2d5de63572 (このIDを非表示/違反報告)
影菜(プロフ) - ｷﾞｭーｷﾞｭーｷﾞｭーｷﾞｭー、ドンヘードンヘーあぁ…！悲しくて切なくて甘い！愛おしいぞｳﾆｮｶﾞー(笑) (2012年10月16日 20時) (携帯から) (レス) id: 0b726d4c31 (このIDを非表示/違反報告)
かぼちゃ - あぁ〜〜続きが気になる！！更新頑張ってください♪ (2012年10月16日 19時) (レス) id: 0605c3676b (このIDを非表示/違反報告)
ぱぼ♪ - キュヒョンとつぃに結ばれたぁ♪ドンヘもキュヒョンもかっこよすぎｯ★+応援してますo(^-^)oふぁいてぃん！！！ (2012年10月16日 19時) (携帯から) (レス) id: 6f4df6f9cd (このIDを非表示/違反報告)
はちゃ(プロフ) - よかった…・゜・(つД｀)・゜・やっと素直になれて♪きゅんきゅんしっぱなしでした(//∇//)このあとは？ρ( ^ｏ^)b_♪♪楽しみです!! (2012年10月16日 7時) (レス) id: 5cc424498c (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2012年10月10日 22時
