瞳の中 ページ13
日本でのコンサートの日から二ヶ月がたった。
あれからSJは新曲が決まりカムバックの準備、活動で
忙しい日々を送っているらしい。
キュヒョンは忙しい日々を縫って連絡をくれていたが、
本当に休みのない生活らしく、徐々に連絡は途絶えていった。
私は私で、
会社のあるプロジェクトのメンバーに選ばれ、
早出、残業は当たり前、さらにはここ二週間ほどは休日出勤までして、
完全に仕事モードに入っていた。
今日は早く帰ろう。
何度目かの休日出勤を終えて、足早に会社を出る。
帰ったら、久しぶりにご飯を作って、
ゆっくりお風呂に入ろう。
しばらくこの忙しさは続くだろうから、
今日は目一杯料理を作って、冷凍しておかなきゃ。
スーパーに寄って大量の荷物を抱えながら家に帰ると、
マンションの入口でその荷物をヒョイ、と持ち上げられた。
「キュヒョン！」
「すっごい荷物。パーティーでもする気？」
いつものように口角を上げるけど、
目の下にはクマが見え、疲れているのがわかる。
「急にどうしたの？今日は仕事は？」
部屋の中に入ってから、何気なくキュヒョンに聞いてみる。
「ん、今日は早く終わったから」
「連絡くれればよかったのに・・・」
帰ってこなかったらどうするの、と軽くからかうと
彼は仏頂面で
「忙しそうだったから」
と答えた。
自分の方が忙しいくせに、
と可愛くない言葉を返しながら、
ソナさんだったら、何と返すんだろう、とふと考える。
来てくれてありがとう、とあの花のような笑顔で返すのか。
それとも、会えて嬉しい、と彼の胸に飛び込むんだろうか。
「会いたかった？」
素直に言えない私の気持ちを知ってか知らずか、
急にそう言われて心臓がドキン、と跳ねた。
「別に。会いたかったのはキュヒョンでしょ？」
「うん。会いたかったから来た」
それは、本心？それとも、からかっているだけ？
驚いてキュヒョンの顔を見ると、
彼の瞳の中に私がいた。
初めて会った時から、彼の瞳が苦手だった。
何もかも見透かすような、まっすぐで透き通った瞳。
その瞳の中には、いつもソナさんがいて、
そして、私の瞳の中には、ドンへがいて。
それが今までの私たちの関係だった。
でも、今は違う。
私たちの瞳の中には、確かに互いの姿が映っていて。
ー彼の瞳には、私はどんな風に映っているんだろう。
ドキドキとうるさい胸を抑えながら、ぼんやりとそんなことを考えた。
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愛翔(プロフ) - 頑張ってください( *｀ω´)0 (2012年10月17日 16時) (
レス) id: 2d5de63572 (このIDを非表示/違反報告)
影菜(プロフ) - ｷﾞｭーｷﾞｭーｷﾞｭーｷﾞｭー、ドンヘードンヘーあぁ…！悲しくて切なくて甘い！愛おしいぞｳﾆｮｶﾞー(笑) (2012年10月16日 20時) (携帯から) (レス) id: 0b726d4c31 (このIDを非表示/違反報告)
かぼちゃ - あぁ〜〜続きが気になる！！更新頑張ってください♪ (2012年10月16日 19時) (レス) id: 0605c3676b (このIDを非表示/違反報告)
ぱぼ♪ - キュヒョンとつぃに結ばれたぁ♪ドンヘもキュヒョンもかっこよすぎｯ★+応援してますo(^-^)oふぁいてぃん！！！ (2012年10月16日 19時) (携帯から) (レス) id: 6f4df6f9cd (このIDを非表示/違反報告)
はちゃ(プロフ) - よかった…・゜・(つД｀)・゜・やっと素直になれて♪きゅんきゅんしっぱなしでした(//∇//)このあとは？ρ( ^ｏ^)b_♪♪楽しみです!! (2012年10月16日 7時) (レス) id: 5cc424498c (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2012年10月10日 22時
