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結局テテ君は午後からは姿を見せなくて放課後になっても会うことはなかった。別に一緒に帰る約束もしていないしと玄関へ向かえば、テテ君の後ろ姿が見えた。
私に気がつくとニコッと笑って手を振ってくる。誰かにこれを見られてるのではと思うと、またあんな風にいじめられるのではと少し不安になる。けれど、テテ君に罪はないし言う必要も無い。
例え言ったとしても、テテ君は私を本気で好きだとは思ってないし助けてなんかくれないよね.....自分でもそう思いつつ悲しくなる。もっと、綺麗でテテ君に釣り合うようなそんな女の人になりたかったなって。なんでそう思っちゃうんだろうか。
TH「Aちゃんっ、一緒に帰ろ.......？」
笑顔だったのに突然眉間に皺を寄せて、だんだんと語尾が小さくなる。私の後ろに誰かがいるのかと思い、後ろを振り向くが誰もいない。周りにも特に人はいなくて、部活をしている野球部の声だけが聞こえる。
『えっと.....テテ君？』
TH「それ、ジミナのだよね」
テテ君は私が着ているパーカーを指差すと、いつもより少し低い声で言い出すものだからビクッとなる。
TH「なんで？どうしてジミナのパーカー着てるの？そうゆう関係だったの？」
何か勘違いしているみたいで、なんとか言い訳を考える。あんなことがあったなんて絶対言えない。けれど、この誤解を解かないともっと大変なことになる。
『あっ、、えっと、これは、私がジュースこぼしちゃって、困ってたらジミン君がパーカー貸してくれただけなんだよ。』
TH「え？そうなの？」
『うん。そうだよ。』
TH「.....けど、いつの間にそんな仲良くなったの？ジミナのこと名前で呼んでたっけ。」
それでも少し疑っているのかそんなことを言い出すテテ君。テテ君と仮だとしても付き合ってる私が、ジミン君とそうゆう関係になろうだなんて恐れ多いに決まっている。
『その.....テ、テテ君の親友なので仲良くならないとダメかと思って、名前呼びになっただけだよ。』
なんとも苦しい言い訳に、テテ君はあっさりと「そっか、そうだよね」と納得してくれた。
家まで送るよとテテ君は私の手を掴むと、ゆっくりと歩きだす。そんな行為がまだ慣れなくて、繋がれた手から熱が伝わってきっと顔はゆでダコ状態だ。
続く (更新停止中)
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みんちょぐ(プロフ) - BeBeさん» 物凄い亀更新なのにも関わらず、目を通して下さりありがとうございます(><)なかなか更新できずにいますが、なんとか時間を見つけて進められたらなと思います...！！ (2019年6月29日 21時) (
レス) id: eedc83a1ea (このIDを非表示/違反報告)
BeBe(プロフ) - 続きが気になってドキドキします！更新楽しみにしています！！ (2019年6月20日 14時) (レス) id: e6e2536d94 (このIDを非表示/違反報告)
みんちょぐ(プロフ) - かなさん» いえいえ！！こちらこそありがとうございます<(_ _)>楽しみにしていてください！！！！！ (2019年1月25日 22時) (レス) id: eedc83a1ea (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - いやいや！逆にすみません、、わたしの我儘を叶えて下さってありがとうございます！！ほんとに感謝です！更新頑張ってください！ (2019年1月24日 0時) (レス) id: 7afc1ad81e (このIDを非表示/違反報告)
みんちょぐ(プロフ) - かなさん» お久しぶりです(><)なかなか更新できず申し訳ないです.......ちょくちょく更新できたらいいなとおもっています(^p^） (2019年1月23日 7時) (レス) id: eedc83a1ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんちょぐ | 作成日時：2018年7月22日 21時
