27話 ページ6
「……そこまで破壊力があるとは思わなかった」
太宰さんの声。
頑張って首を動かして太宰さんの方を見ると
頬が若干赤くなっていらっしゃった
『……可愛い』
「なんだって?」
しまった、前世界(三次元)の時の感覚でつい←
『……何でもありません』
あと、そろそろ洗い物が出来ないので離れて頂きたい。
「そうだ!先刻、今の私と君の貯金を計算したのだよ!そしたらね、毎日これくらいは使っても2年はもつ!」
照れ隠しをするようにわざとらしく明るく言って、メモ用紙を見せてくる太宰さん。
『成程……ってあのですね、それだと2年後には貯金ゼロになる計算ですよ。それじゃ駄目です』
「そんなぁ……これなら毎日蟹缶食べても大丈夫かなと思ったのに」
『駄目です!』
(´・ω・`)←こんな感じの太宰さんめっちゃ可愛かった。
お風呂上がり。
髪を乾かして目を瞑ってうとうとしていると
「寝て……ないね、そんな格好だと冷えるよ」
毛布を掛けてくれた。
畳に座ったまま後ろから抱きすくめられ、太宰さんにもたれ掛かる。
「……あれ、本当に寝ちゃった?」
寝てません。でも寝たフリしてみよう←
「ふふ……可愛い」
頬に柔らかい感触。
……ほえ??
「良い夢を見たまえ……おやすみ」
横抱きにされ、布団に降ろされた。
太宰さんが離れたと感じた途端、私は掛布団を頭まで掛けて潜り込む。
顔が熱い。先刻何された?頬に、頬に……軽く、触れて、
この先、精神が持つ気がしないと感じた夜だった。
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ほんのり甘いシチュが書きたいのに書けない(´・ω・`)
恋愛系は向いてないんだな……(´・ω・`)
お星様が赤く……!ありがとうございます!
これからも頑張ります!
風寧。
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きの(プロフ) - そうでしたか…教えて下さり有難う御座います。此れからも更新頑張って下さい (2018年10月1日 8時) (レス) id: e253f59a3b (このIDを非表示/違反報告)
風寧 - S&Gさん» 読んでいただいてありがとうございます。申し訳ありませんが、やつがれちゃんの方は諸事情により公開を一旦やめておりまして……すみません (2018年10月1日 0時) (レス) id: 19604f2ea5 (このIDを非表示/違反報告)
風寧 - きのさん» 読んでいただいてありがとうございます。申し訳ありませんが、やつがれちゃんの方は諸事情により公開を一旦やめておりまして……すみません (2018年10月1日 0時) (レス) id: 19604f2ea5 (このIDを非表示/違反報告)
S&G(プロフ) - やつがれちゃんちの末っ子も読ませていただいています。パスワードがかかっているので教えていたけませんでしょうか (2018年9月22日 15時) (レス) id: 176a693eed (このIDを非表示/違反報告)
きの(プロフ) - やつがれちゃんちの末っ子の方も読ませて貰ってます!何方もとても面白いです!此れは私情なのですが やつがれちゃんちの末っ子の方のパスワードがわからないので教えて頂けないでしょうか?此れからも更新頑張ってください! (2018年9月22日 0時) (レス) id: e253f59a3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風寧 | 作成日時:2018年5月7日 22時