24話 ページ3
その日の夜。
「しまった、布団が1つしかない」
はい、来ました恒例イベント
ベッド又は布団が1つしかない事件
『狙ってましたね?』
「そんなことないさ。私が床で寝るよ」
『それは駄目です!床なんかで寝れる訳ないですよ!』
「じゃあ一緒に寝る?」
喜んで!
とは言えず。
『し、仕方ないですね……絶対なんにもしちゃ駄目ですからね!』
ツンデレみたいになってしまった。
「勿論。これから暫く君と暮らすのに、嫌われてしまったら悲しいじゃないか」
全然信用出来ん……と思っていたのだが
本当に何も無かった。
いや、何も無いに越したことはないんだけど、ちょっとは期待するじゃん??
寝ぼけて抱き枕にされるとか、寝言で何か言われるとか期待するじゃん??
本当に何も無かった。そもそも太宰さん寝たのかな……
正確には、掛け布団で仕切りを作り、太宰さんに背を向けていたので、何があったのかよく判らないというのが正しいんだけど。
私が起きた時には太宰さんは既に起きていて、
「おはよう。寝顔可愛かったよ」
とだけ言われた。顔が赤くなったのは言うまでもないけど、それ以上何も言われなかったので『あ、本当に何もしなかったんだ』と勝手に思った。
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きの(プロフ) - そうでしたか…教えて下さり有難う御座います。此れからも更新頑張って下さい (2018年10月1日 8時) (レス) id: e253f59a3b (このIDを非表示/違反報告)
風寧 - S&Gさん» 読んでいただいてありがとうございます。申し訳ありませんが、やつがれちゃんの方は諸事情により公開を一旦やめておりまして……すみません (2018年10月1日 0時) (レス) id: 19604f2ea5 (このIDを非表示/違反報告)
風寧 - きのさん» 読んでいただいてありがとうございます。申し訳ありませんが、やつがれちゃんの方は諸事情により公開を一旦やめておりまして……すみません (2018年10月1日 0時) (レス) id: 19604f2ea5 (このIDを非表示/違反報告)
S&G(プロフ) - やつがれちゃんちの末っ子も読ませていただいています。パスワードがかかっているので教えていたけませんでしょうか (2018年9月22日 15時) (レス) id: 176a693eed (このIDを非表示/違反報告)
きの(プロフ) - やつがれちゃんちの末っ子の方も読ませて貰ってます!何方もとても面白いです!此れは私情なのですが やつがれちゃんちの末っ子の方のパスワードがわからないので教えて頂けないでしょうか?此れからも更新頑張ってください! (2018年9月22日 0時) (レス) id: e253f59a3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風寧 | 作成日時:2018年5月7日 22時