セブチの姫と紅一点 (ページ6)

今日:12 hit、昨日:24 hit、合計:30,154 hit

🍊4 ページ6

. (リクエストありがとうございます🌱)

こう……たまに、全部ぽーんって放り投げたい時あるじゃん。

『すんぐぁな…』
「あー？」
『はいたっち……』
「……なんで急にこういうゾーンに入るの…？」
『ごめん』
「もっと小分けに出しなさいっていつも言ってるのに」

いや私だって小分けにストレス発散したいのは山々ですよ。
でも、なんか急にくるからしかたないじゃんか…。
リビングでジョンハニおっぱとテレビを見るスングァニにハイタッチを求めて、軽く握られる手に甘えたいモードMAX。

JH「おー？Aもう寝るの？」
『んー、寝るのー』
「あー…またそうやって、」

でもなんか、ハニおっぱがいる前だと恥ずかしくて部屋に直行。
後ろから呆れ声がしてるから、多分。………期待しかしてないけど。

「待ってた？」
『ぎゅーしてください』

ベッドに座って待っていれば、少しして、ドアから顔を覗かせるスングァニに腕を広げたら、笑いながら包み込んでくれる。

「別に部屋行かなくたっていいのに」
『んー…』
「僕と2人きりが良かったの？」
『…すんぐぁな〜』
「はいはい」

毎回、こうやって私がハグを求めるから、彼も慣れたもんだと思う。
優しく背中をとんとんしてくれながら、多分、スマホいじってる。

『なにしてるの？』
「ん？」
『私も見る』
「ニュース見てただけだよ」