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だと思っていたんだけど。


「A、冷蔵庫にあったプリン賞味期限きれてる」
『嘘、まだ食べれるかな』


違和感。


『ミンギュ、今日こそチャンネル権をヌナに渡しなさい』
MG「いやジャンケンでしょ」
『Aは俺の部屋で見ればいいじゃん』


……ものすごい、違和感。


『あれ?このドラマ、ウォヌの部屋でお気に入り登録したっけ?』
「Aが見ると思って俺がした」


………うん、やっぱりおかしいと思う。


『ねぇ』
「おー」
『なんで?』
「なにがだよ」
『なんで私のこと名前で呼ぶの?』
「悪い?」


ほらやっぱり変だった。
やたらと名前を呼ばれる違和感に耐えられなくて問いかければ、ケロッとした顔でそういってくる。


『いつもはお前〜って呼ぶじゃん』
「Aの真似してみただけ」
『、はい?』
「ホシの名前、可愛い可愛いっつって連呼してたじゃん」
『…あーあれ?……いやあれがどう結びついてそうなるわけ』
「俺が可愛いと思う名前を連呼してる」
『………あぁ…はぁ、、ありがとうございます?』


さも真面目な顔をして言ってくるから、よく分からないけど感謝の意を述べてしまった。


「この世の鈍感代表のくせに一丁前に照れてるし」
『ホシってなんであんなに褒めるの上手いの?』
「俺だっていくらでも言いますけど?」
『知ってる?ウォヌの可愛いと、スニョンの可愛いは違うってこと』
「俺の方が愛があるな」
『ウォヌのは嘘、スニョンのは本当』


ウォヌのは絶対にバカにしてるもん。
鼻で笑いながら可愛いって言ってくるし。
その点、ホシはあんな真面目な顔して嘘だったら悲しいけど逆にすごい。


「俺わざわざ思ってないこと言うほど暇じゃないけど」
『じゃあ私がウォヌかっこいい〜!っていって信じる?』
「いや?バカにしてんなこいつって思う」
『それと一緒』
「なるほど。……お前いつか絶対泣かすから覚悟しとけよ」
『何が?やだよ』


私だって本気でかっこいいって思う時もあるけど、普段の行いのせいで多分、信じてもらえてないと思う。

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設定タグ:seventeen , セブチ , ウォヌ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2022年3月3日 22時

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