検索窓
今日:23 hit、昨日:28 hit、合計:165,170 hit

. ページ2

.

『ウォヌも好き?』
「アホか」
『太ももと二の腕』
「マジで女子として俺に認識されたかったら黙れ」
『別に今更いいけど』
「じゃあ俺がAを女の子として認識したいから黙れ」
『……ウォヌそんなこと言えるんだ、感動』
「俺をなんだと思ってんだよ」


いつもは散々な言われようだから…まぁそれはお互い様としても。
ちょっと女の子扱いされると嬉しいもんだ、へっへっへ。


「俺ちゃんと女の子だって分かってるけど」
『いや嘘嘘』
「じゃなきゃ今コンビニに向かって一緒に歩いてないでしょ」
『まぁそれはそう……なの…か?』
「でも俺が急に女の子扱いしたら気まずいじゃん」
『それは本当に今後も永遠にやめていただきたい』


私にガールとして接してくるウォヌなんてウォヌじゃない。
ていうかそもそも。


『…急に何の話?』
「太ももと二の腕の話」
『あーそうだ!で、ウォヌも好き?』
「お前、今の話聞いてた?」
『…?なにが?』
「マジでさ……もうどうでもいいけど、男が好きなのは好きな人が自分だけに見せる露出でしょうよ」
『よく分かんないな』


ハニおっぱと話してた時はお酒入ってたから楽しくなって色々聞いた気がするけど、今はなんか…へぇって感じ。


「あんなに興味持っといてそれ?」
『もういいや』
「マイペースすぎだろ」
『お互いにね』


隣のメガネをしたキツネさんと私の関係性を表すのなら、敵か腐れ縁。


「あとAは絶対に俺以外の前で露出禁止」
『おーけい、わかったー』
「……お前マジでさっきの俺との会話覚えてねぇな?」


でも世界で一番、なんだかんだ私を気にかけてくれる人。

🦊2→←🦊1



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (309 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1138人がお気に入り
設定タグ:seventeen , セブチ , ウォヌ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2022年3月3日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。