EunHaeト恋スル？ ＝１６＝

16-42 ｷｭﾋｮﾝのお礼 ページ42

■ 7：00AM ■ SUJUﾏﾝｼｮﾝ12階

「女だぁぁぁぁぁ!!!」

部屋の隅々まで響くﾏﾈｰｼﾞｬｰの声

ｷｭﾋｮﾝはその声に目を覚ますと、ﾆﾔｯと笑った

ﾊﾞﾀﾊﾞﾀと足音がしたかと思うと、ｷｭﾋｮﾝの部屋のﾄﾞｱがﾊﾞﾝｯ！と開く

ﾛﾝｸﾞの黒髪、ｷﾚｲに施されたﾒｲｸ、ﾋﾟﾝｸのｼｬﾂを着ているｿﾝﾐﾝはどこから見ても女性にしか見えなった

ｿﾝﾐﾝ「やったの、ｷｭﾋｮﾝでしょ！」

ｷｭﾋｮﾝ「ん。。。我ながら上出来です」

ｷｭﾋｮﾝはﾍﾞｯﾄﾞから出ると満足げな笑顔でｿﾝﾐﾝの長い髪を撫でる

ﾏﾈ「犯人はｷｭﾋｮﾝか？悪ふざけにも程があるぞ。危うく恋をしそうになったじゃないか(*´ω｀*)」

後を追いかけてきたﾏﾈｰｼﾞｬｰがｿﾝﾐﾝを見て鼻の下を伸ばす

ｿﾝﾐﾝ「(-"-;)その目、やめて」

ﾏﾈｰｼﾞｬｰの視線から逃げるようにｷｭﾋｮﾝの後ろに隠れるｿﾝﾐﾝ

ﾏﾈ「ち、違うぞ。。。。俺はﾉｰﾏﾙだ、ﾉｰﾏﾙだ、ﾉｰﾏﾙだ」

自分に言い聞かせるように喋りながら部屋を後にするﾏﾈｰｼﾞｬｰ

ｷｭﾋｮﾝ「( ´ー) ﾌｯ」

ｿﾝﾐﾝ「ﾌｯ｡｡｡じゃないよ、こんな格好させて」

ｷｭﾋｮﾝ「昨晩の色々なお礼ですよ。それにしてもﾋﾁｮﾙ兄さんも真っ青ですね、ｶﾜｲｲです」

振り返って自分の後ろに隠れるｿﾝﾐﾝを見るｷｭﾋｮﾝ

ｿﾝﾐﾝ「q( ﾟдﾟ)pﾌﾞｰﾌﾞｰﾌﾞｰ」

ｷｭﾋｮﾝ「親友ﾉｰﾄの時だって、俺がｿﾝﾐﾝ兄さんを担当していたら優勝させてあげられたのに」

ｷｭﾋｮﾝが担当したｶﾝｲﾝの女装姿を思い出していると、ｿﾝﾐﾝは数時間前と同じように、ｷｭﾋｮﾝの背中をﾂｰｰｰｯとなぞる

ｷｭﾋｮﾝ「ｳｯ！それはﾀﾞﾒだって・・言ったじゃないですか」

慌てたｷｭﾋｮﾝはｿﾝﾐﾝの背後に回って体を押さえるとｿﾝﾐﾝの脇腹を突付く

ｿﾝﾐﾝ「ﾔｯ!!」

ｷｭﾋｮﾝ「あれ？意外と敏感なんですね？」

ｿﾝﾐﾝ「(-""-;)････倍返しするからね」

ｷｭﾋｮﾝ「あ・・・そう言えば、見ました？」

ｿﾝﾐﾝ「見たって何を？」

ｷｭﾋｮﾝ「……ｷｽﾏｰｸ」

ｿﾝﾐﾝ「え？どこ？」

ｷｭﾋｮﾝ「…体」

ｷｭﾋｮﾝに言われたｿﾝﾐﾝはｼｬﾂの首元を伸ばして自分の体を確認する

ｿﾝﾐﾝ「･･･ﾅﾆｺﾚｪｪ!!」

ｷｭﾋｮﾝ「ですから、ｷｽﾏｰｸです(笑)」

してやったり顔でｿﾝﾐﾝに微笑むｷｭﾋｮﾝ

16-43 ｷｽﾏｰｸ→←16-41 極上のおﾊﾞｶ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す