16-34 ｳﾆｮｸ ページ34
■ 2：05AM ■ Eunhyuk @ Aﾏﾝｼｮﾝ
“ここじゃ、寒いですから・・・中へどうぞ”とAが家に招いてくれた
ﾘﾋﾞﾝｸﾞのｿﾌｧｰにはｿﾝﾐﾝ兄さん達からのﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄのぬいぐるみが、まるで主のように真ん中でﾄﾞｰﾝと構えて座っている
僕も座りたいので端に寄ってもらえますか？
ぬいぐるみをｿﾌｧｰの端に移動させて座ると、背後に冷たい空気を感じた
振り返って見ると、窓が開いているようだ
ｷｯﾁﾝでお茶の用意をしてくれているAに確認をする
ｳﾆｮｸ「窓、閉めてもいい？」
A「あ・・・閉めて下さい」
窓とｶｰﾃﾝを閉めてもう一度ｿﾌｧｰに座ると、ﾃｰﾌﾞﾙの上の紙が目に入った
日本語で書かれているみたいだな…
ｳﾆｮｸ「( ﾟдﾟ)ｱｯ!」
僕はその中で唯一読める文字を発見した
A「どうぞ」
ﾃｰﾌﾞﾙに置かれたｺｰﾋｰからはいい香りがした
ｳﾆｮｸ「ありがとう」
ﾗｸﾞﾏｯﾄの上に座ったAに紙を見せる
ｳﾆｮｸ「これ。この紙、何が書いてあるの？」
A「名前です(笑)そのぬいぐるみに名前をつけようと思って・・・」
僕はその中の一箇所を指差す
ｳﾆｮｸ「ここにｳﾆｮｸって書いてあるよね？これも名前の候補？」
A「ｳﾆｮｸさん、ｶﾀｶﾅ読めるんですか？」
ｳﾆｮｸ「自分の名前くらいなら」
A「そうなんですね・・・でも、ｳﾆｮｸさんの名前は、候補じゃないんです」
ｳﾆｮｸ「じゃあ、なんでｳﾆｮｸって書いてあるの？」
A「ｱﾊｯ、ﾄﾞｳｼﾃｶﾅ(^^;)･･･あ、ｺｰﾋｰ冷めないうちにどうぞ」
ｳﾆｮｸ「･･･はい」
勧められたｺｰﾋｰを飲んでいる間にAは名前の書かれた紙を片付けてしまった
気になる…じゃん
■ 2：05AM ■ You @ 自宅
名前は後でつけてあげるからねと心で思いながら、名前の候補が書かれた紙を片付ける
ｳﾆｮｸ「こんな遅い時間にぬいぐるみの名前を考えてあげるなんて優しいね、A」
優しい？・・・・・そうじゃない
A「朝まで時間を潰したくて……眠りたくないんです」
ｳﾆｮｸ「え？」
A「夢を見るのが……怖くて」
ﾈｯｸﾚｽを触りながら自分の気持ちを正直に喋った
するとｳﾆｮｸさんが立ち上がって私に手を差し出す
ｳﾆｮｸ「そういう時は・・・僕を頼って」
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実咲(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございます。また続きが気になりウズウズしてるのですが、公開予定はないですか⁈ (2022年11月18日 15時) (
レス) @page46 id: 8b8d20157a (このIDを非表示/違反報告)
さち(プロフ) - 久々に覗いたら更新。嬉しかったです。一番好きな作品なので、また続きが読みたいです。 更新ありがとうございます。 (2021年8月11日 23時) (レス) id: 27bad4c383 (このIDを非表示/違反報告)
ちなちょる(プロフ) - 中学生の頃読んでたのを思い出して恋しくなってまた１から読んでます☆彡 ESさんの大ファンですっ！なんかひさしぶりで興奮…笑。これからもずっとずっと応援してますっ(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2014年2月4日 21時) (レス) id: a9861f7342 (このIDを非表示/違反報告)
ＥＳ(プロフ) - > りんご さま ｺﾒﾝﾄありがとうございました。妄想だけで日々過ごしている賜物ですww こんな作品ですが、これからもよろしくお願いします(≧∇≦) (2012年1月22日 21時) (携帯から) (レス) id: 0bfbde4a6f (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - ESさんの妄想力、ハンパなくすごいです! そして、面白いので楽しく読まさせてもらってます☆ (2011年12月18日 18時) (レス) id: 85101cb286 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ＥＳ
| 作者ホームページ：http://twitter.com/es_allrise_jp
作成日時：2011年3月11日 22時
