16-19 ホワイトデー その43 ページ19
■ 11:55PM ■ You @ 公園
一通り話をしてくれたユナさん
話を聞く限り、ユナさん1人が悪いとは思えない
相手にだって、責任があるよね
厄介なのは、そのキスの相手が同じSuperJuniorのヒチョルさんという事
(-ω-;)ウーン
それでも。。何とかしないとね。。。。
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ユナさんとの電話を終えて、ベンチに座っているドンヘさんの隣に座る
A「電話、終わりました」
ドンヘ「ん・・」
私がドンヘさんの横顔を見るとドンヘさんも私をチラッと見て、何も言わずに自分の手の中にある缶コーヒーに目を向けた
A「気になりません?ユナさんがなんて言ってたか」
ドンヘ「別に・・・」
“別に・・・”と言いながら、そわそわして落ち着かない様子のドンヘさん
A「(゚m゚*)プッ」
ドンヘ「なに?・・・おかしい?」
A「ゴメンナサイ・・・言葉は素直じゃないのに、行動は素直だなぁと思って(笑)」
ドンヘ「・・・スミマセン」
A「これではみんなの彼氏も形無しですね」
ドンヘ「(-_-;) ン。。。。」
しばらく沈黙が続いた後、私はサッと立ち上がりドンヘさんを見る
A「・・・行きましょうか?」
ドンヘ「へ?行くって、どこに?」
A「ユナさんの所です」
ドンヘ「Σ(゚д゚) エッ!?今から?」
A「時間が経てば経つほど、深刻化しちゃいますよ」
ドンヘ「・・・」
私はなかなか立ち上がらないドンヘさんの手を引いて立ち上がらせる
そして、そのまま手を引いて駐車場に向かって歩き出した
ドンヘ「本当に行くの?」
A「今行かないと、一生後悔するかもしれません」
どさくさに紛れて握ったままのドンヘさんの手は、缶コーヒーのお陰なのか心地よい温かさだった
ユナさんの大事な人がドンヘさんで、ドンヘさんの大事な人がユナさん
だからこうしてドンヘさんの手を握る事は、この先絶対にないんだなって思ったら、握っていた手に思わず力が入ってしまった
ドンヘ「A?」
A「・・・急ぎますよ!!!」
私はそれを誤魔化すために走り出す
ドンヘ「走るの!?」
ちょっとキュンとなっただけ
大丈夫
ちょっと・・・キュンと・・・なっただけ
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今年のホワイトデーはちょっと切ない気分で終わっていった
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実咲(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございます。また続きが気になりウズウズしてるのですが、公開予定はないですか⁈ (2022年11月18日 15時) (レス) @page46 id: 8b8d20157a (このIDを非表示/違反報告)
さち(プロフ) - 久々に覗いたら更新。嬉しかったです。一番好きな作品なので、また続きが読みたいです。 更新ありがとうございます。 (2021年8月11日 23時) (レス) id: 27bad4c383 (このIDを非表示/違反報告)
ちなちょる(プロフ) - 中学生の頃読んでたのを思い出して恋しくなってまた1から読んでます☆彡 ESさんの大ファンですっ!なんかひさしぶりで興奮…笑。これからもずっとずっと応援してますっ(((o(*゚▽゚*)o))) (2014年2月4日 21時) (レス) id: a9861f7342 (このIDを非表示/違反報告)
ES(プロフ) - > りんご さま コメントありがとうございました。妄想だけで日々過ごしている賜物ですww こんな作品ですが、これからもよろしくお願いします(≧∇≦) (2012年1月22日 21時) (携帯から) (レス) id: 0bfbde4a6f (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - ESさんの妄想力、ハンパなくすごいです! そして、面白いので楽しく読まさせてもらってます☆ (2011年12月18日 18時) (レス) id: 85101cb286 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ES | 作者ホームページ:http://twitter.com/es_allrise_jp
作成日時:2011年3月11日 22時