15-24 ホワイトデー その3 ページ24
■ 7:25PM ■ You @ Be:
着替え、終わりました
普通の格好なんだけど・・・いいですか・・ね
事務所のドアを開けてお店の様子を見ると叔父さんもケントも忙しそうにしてる・・・
いいのかな?っていう後ろめたい気持ちで、裏口から外に出る
お店の正面にまわると、車の前に立つ人影が見えた
あの・人・・・かな
その影に近づくと私の方を見て、頭を下げる男性
「お待ちしておりました、お嬢様」
お嬢様って・・・私?
その男性がゆっくりと顔を上げる
A「ソ…ソンミンさん?」
ソンミン「執事のソンミンでございます」
ニコッと笑うソンミンさん
今、執事って言ったよね(-_-;)
ソンミン「狭くて申し訳ありませんが、こちらの車にお乗り下さい」
キュヒョン「・・・悪かったですね、狭い車で」
窓が開いて運転席のキュヒョンさんと助手席のリョウクさんの顔が見えた
ソンミン「お抱え運転手のキュヒョンと、料理人兼使用人のリョウクです」
キュヒョン「お抱え運転手って(-_-;)」
リョウク「兼使用人は、いらないんじゃないですか(TдT)」
ソンミン「さぁお嬢様、こちらへ・・・」
後部座席のドアが開けられる
A「では、お邪魔…します」
私が乗ると、反対のドアからソンミンさんが乗る
ソンミン「キュヒョン、車をだして」
キュヒョン「ハイハイ(-_-;)」
車が走り出す
ソンミン「どこか行きたい場所はございますか?」
A「エッ?」
ソンミン「どこまでもお供しますよ♪」
リョウク「どこまでも?それなら、その前にこれを置いて行かなくちゃ。キュヒョン、マンションに寄ってね」
さっき伯父さんが渡したビーフシチューの容器を見るリョウクさん
ソンミン「お嬢様には楽しい時間を過ごして欲しいのです」
A「はい、ありがとうございます(-_-;)」
気持ちは嬉しいけど、お嬢様って呼ばれるのは恥ずかしい///
キュヒョン「あの・・・」
ソンミン「今、お嬢様と大事な話をしている最中です。後にして下さい」
キュヒョン「・・・ガソリンが無くなりますけど」
ソンミン「…(´Д`)ハァ…ダメダメ運転手は困るなぁ」
リョウク「キュヒョン、ダメダメだって(^▽^)」
キュヒョン「悪かったですね、ダメダメで・・・(-_-;)」
この3人の会話を聞いているのが、1番楽しい気がしてきた
15-25 ホワイトデー その4→←15-23 ホワイトデー その2
44人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さゆ(プロフ) - やったーっ!嬉しいです。更新ありがとうございます! (2021年9月14日 12時) (レス) id: abd799d8a6 (このIDを非表示/違反報告)
ES(プロフ) - > 久遠 さま とうとうしてしまいました、ヒチョルとユナさん・・・Σ(゚∀゚ノ)ノキャー心臓が飛び出ますねw (2011年3月11日 13時) (レス) id: cdcc83a281 (このIDを非表示/違反報告)
ES(プロフ) - > Kano さま いいえ、コメントありがとうございます!ユナとヒチョルもPart16でどうなるのか・・・どうぞお楽しみに (2011年3月11日 13時) (レス) id: cdcc83a281 (このIDを非表示/違反報告)
ES(プロフ) - > ぐち さま では全身マッサージで・・・お願いしますw (2011年3月11日 13時) (レス) id: cdcc83a281 (このIDを非表示/違反報告)
ES(プロフ) - > オトュギ さま とりあえず執事ドンヘのマッサージを受けて、リラックスしてください。 それからPart16へどうぞ・・・お待ちしております♪ (2011年3月11日 13時) (レス) id: cdcc83a281 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ES | 作者ホームページ:http://twitter.com/es_allrise_jp
作成日時:2011年2月23日 16時