7月23日-JinWoon- ページ48
ミル『あ！！！』
部屋を出てVIPルームフロアから降りようとした時。
ホントに、まさにその時、だった。
ミル『ヒョン！！！
どうしたんですか？！』
ミルが大好きなヒョンを見つけて走っていく。
僕もミルの後を追いかけながら、フロアのソファから立ってミルにハグするヒョンに向かって遠くからペコッとお辞儀をした。
世界的アーティストオーラ満載のヒョン達は、遠目から見てもよく目立つ。
そして、悔しいけど、かっこいい。
ミル『ヒョン達も来てたんですね？？』
嬉しそうに話しかけるミルに、ヒョンの一人が
DL『いや、今来たとこ^ ^
打ち上げなんだ^ ^』
そう答えた。
ミル『あぁ、そっか！！！
じゃあ・・・』
そう言ってる間にゾロゾロと集まるファミリー。
いつもながら、なんだか、すごい圧倒感。
あ、社長や幹部はさすがにいないか・・・・
それだけ確認して少しだけ胸をなでおろす。
さすがに芸能界の大先輩達を目の前にして挨拶をしないわけにもいかないから、ミルに続いて挨拶をする。
『ヒョン、お疲れ様です^ ^』
DL『おー！！！ジヌン！！』
テソンヒョンのその声に反応したのは、、、
わかってる。
僕もさっきから
その青い髪が視界から離れずに困ってたんだ。
ゆっくりその人と目を合わす。
『お疲れ様です^ ^』
相変わらずの目力。
僕と変わらない身長。
だけど僕よりはスラッとしてて
いちいちかっこいい。
TOP『お疲れ・・・^ ^』
少しだけ、
気付くか気付かないかぐらいで目を見開いて
すぐに口元だけ笑みを作って挨拶を返してくれる。
ほら。
その声も、
仕草も、
ちょっと気が抜けた顔も、
その奇抜な色の髪でさえ。
いちいちかっこよくて、
いちいち絵になる。
悔しいけど・・・・
かっこいいよ、ヒョン・・・・
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作者名：どんぺん | 作成日時：2016年5月13日 7時
