アイス ページ17
リハーサルが終わってからも。
打ち合わせやら衣装合わせやらでバタバタしてるスー達を横目に。
『ちょっと出ない？＾＾』
っていうハニさんの案に、
『そうですね＾＾』
邪魔しちゃ悪いし、っていう気持ちも相まって賛同することにした。
とは言え。
二人ともあまり慣れてない土地でどこに行っていいかもわからず。
スタッフさんにお願いして、近くのショッピングモールまで連れて行ってもらい、現地のスタッフさんオススメだという有名なデザート屋さんに足を運んだ。
有名だと言われるだけあって、携帯片手に若者や観光客で賑わっているそのお店の看板メニューは。
どう見たって美味しそうとは言えなくて。
そのグロテスクな見た目に、一瞬二人とも躊躇ったけど。
ハニ『せっかく来たし、ね・・・？(笑)』
『ですね・・・＾＾(笑)』
若干躊躇いながらも、いつのまにか財布に手を伸ばしている自分がいた。
『あ・・・・。』
ハニ『・・・・？』
財布を取ろうとカバンの中に手を入れて、そこで初めて気付く。
『スーの携帯持ってきちゃった(笑)』
ハニ『！！(笑)』
あーあ。
って、今更気付いたところでどうしようもないんだけど。
とりあえずスーのいない場所で、『ごめーん(笑)』って謝りながら一応反省してみる。
ハニ『・・・・・(笑)』
どうせ今帰ったってバタバタしてるだろうし。
連絡しようにも、スーの携帯は"ここ"にあるし。
悩んだってしょうがないよね！
なんて一人で勝手に納得して。
そうこうしてる間に出来上がった奇妙な見た目のデザートを、二人で向かい合って恐る恐る口に運んだ。
ハニ・A『！！！！！』
口にするまでは、ホント。
それこそ虫とかそういうゲテモノを食べてる気分ですごい嫌だったけど。
ハニ『うそ！美味しい！(笑)』
『うん！美味しい！！(笑)』
食べてみると普通に甘くて美味しくて。
これまた味わったことのない独特の食感が逆にクセになるというか・・・・
ハニ『結構イケるね！(笑)』
って笑うハニさんに
『いや、普通に美味しいですよね！(笑)
これ、絶対スー好きなやつだ！(笑)』
別に何も考えずにそう言ったら
ハニ『なんか・・・＾＾』
ちょっと意味深な顔で笑った後、
微笑ましい笑顔でこっちを見て。
何か言いたげな様子でニコニコしてるから。
『え・・・・(笑)
なんか変なこと言いました？(笑)』
変に身構えてしまう。
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たか(プロフ) - どんぺんさん嬉しいです。まだお話あるんですね(*≧∀≦*)新作出たらぜひぜひ読ませていただきますねーーーー。 (2018年7月14日 9時) (
レス) id: b941ac7055 (このIDを非表示/違反報告)
どんぺん(プロフ) - たかさん» たかさん★こんばんは＾＾嬉しいお言葉ありがとうございます＾＾実はまだあと考えてる分だけで3〜4作品ございます(笑)それを全部公開させていただくかはわかりませんが、今もT.O.Pさんの作品を執筆中ですので、良ければ今後ともよろしくお願いします(泣) (2018年7月14日 0時) (レス) id: 3e29cd339b (このIDを非表示/違反報告)
たか(プロフ) - どんペんさんこんばんは。たぷのお話終わりでしょうか…淋しいです…(；ω；)大好きな作品ですのでまだまだ続きが読みたいです。わがままな読者ですがよろしくお願いしますm(._.)m (2018年7月13日 23時) (レス) id: b941ac7055 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どんぺん | 作成日時：2018年7月7日 20時
