月島君からは逃げられない。 (ページ1)

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告白ページ1

AA、中三の春。
『蛍、私と付き合って！』
一歳からの幼馴染みの月島蛍に告白をした
月島「…Aなら、良いよ…？」
めちゃくちゃ嬉しかった
…けど、高校に上がってすぐのこと。
『影山、一緒に帰る？』
月島「ちょっと何してんの、早く帰るよ？」
『あ、うん…』
『ごめん影山、バイバイ』
影山「……」
～帰り道～
月島「………」
『…ねぇ、怒ってる？』
横に並ぶ彼を見ながら問い掛ける
月島「当たり前でしょ？」
『何で？』
山口「ちょっと考えてみて？今…Aどんな関係の誰と帰ろうとしてた？」
『友達の影山…？』
月島「違う、彼氏でもない自己中な影山と帰ろうとしてたんでしょ？」
『え…』
月島「まさか忘れてないよね？先に告白してきたのAだから。」
『知ってるよ！忘れる訳ないじゃん！好き何だから！』
山口「あの…」
月島「じゃあ何で好きでもない奴と帰ろうとするわけ？」
『蛍！そんな言い方酷いよ！』
月島「酷いのはどっち？よく考えなよ」
山口「えっと…」
『ならもう別れる！それで良いでしょ！？』
月島「はっ？」
『もう良い、さよなら。』
月島「…今、何て？」
山口「ツッキー、怒んないでよ…！」
月島「ねぇ、今何て言ったの？」
月島「別れる…？面白い冗談だね？」
笑顔でじわじわ近付いて来る
『…もう私に関わらないで。』
私は家までダッシュで帰った
涙を流しながら