2日目-05 You ページ6
移動車から降りてスタジオに入る
「創刊号?」
SM「仕事の内容忘れたの?しっかりしなよ」
「すみません、うっかりしてたと言うか」
SM「何ページにも渡って特集組んでもらえるなんて、本当にありがたいよね」
「・・・ですね」
隣を歩くソンミンさんにとりあえず話を合わせる
ファッション&ライフスタイルマガジンの創刊号にSuperJuniorの特集
今日はその撮影らしいんだけど・・・・・
大丈夫かな・・・私
前にカメラテストで緊張のあまりガチガチになっちゃってポーズも取れず、先生にすごく怒られた
それをを思い出して不安になる
私が失敗するっていう事はキュヒョンさんが失敗したって事になるわけだし・・・・
LT「気楽に気楽に」
優しく肩に手を置いてくれるイトゥクさんに、私は笑顔を返す
LT「うーん・・・・表情、ちょっと硬いかな」
「ですよね」
SM「キュヒョン、調子でも悪いの?」
「あ、いえ」
LT「緊張してるんだって」
SM「えぇ?珍しい」
「ですよねぇ」
仕事が始まる前から心に余裕、ゼロ
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スタッフ「着替えはこちらになりますので」
衣装が沢山並ぶ部屋に入ると、SuperJuniorの皆さまはそれぞれの自分の名前が書かれた衣装を手にする
大きく深呼吸をしていると
SM「どうした?」
とソンミンさんが顔を覗き込んでくる
「いえ、何でも」
SM「なんか、変だよ」
「本当に何でもないんで」
怪しまれたりしたら大変だ
急いで衣装を手にして振りかえると、私服を脱ぎ始めるSuperJuniorの皆さま
私はそこで完全にフリーズ状態になった
もちろん全裸とかじゃないけど、大人数の男性(それもSuperJuniorの皆さま)の着替えを目の当たりにしたら・・・・・
「し、し、し、あ、あ、ちょ、で、で、出てきます」
SM「キュヒョン?」
衣装を元に戻して楽屋から出ると、とりあえず廊下を走る
「無理、無理」
LT「キュヒョン?」
廊下の前方
イトゥクさんが歩いてくるのが見えた
逃げなくちゃと咄嗟に思った私は、その手前の角を右に曲がる
LT「あっ!?こら!!逃げない!」
「す、すみませーん」
謝りながらも私は走り続ける
だって、やっぱり、どう考えたって無理だもん
キュヒョンさんの代わりなんて、絶対に無理ぃぃぃ(涙)
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ミーキー(プロフ) - 更新されたの通知が来た時本当に嬉しかったです!!!大変だと思いますが頑張ってください^ ^ (2016年5月11日 3時) (レス) id: 43662fb934 (このIDを非表示/違反報告)
しのぶ(プロフ) - ESさんが!!更新ありがとうございます! (2016年5月9日 18時) (レス) id: c02e12bacd (このIDを非表示/違反報告)
Juno(プロフ) - 更新ありがとうございます。キュヒョンが好きな子がボミ?チャンミンは中身がキュヒョンだとわかったらどう出てくるか。でもキュヒョンはごまかし上手そう(笑)問題は[私]。イトゥクが助けてもソンミンには見破られそう。でもソンミンが知った方が2人とも楽な気がする。 (2013年2月2日 16時) (携帯から) (レス) id: d5b91689d4 (このIDを非表示/違反報告)
ghjjjjuy(プロフ) - ウニョク良いですよね~ あの笑顔が好きです(^_^) (2013年1月28日 16時) (レス) id: 7d7da024e8 (このIDを非表示/違反報告)
ES(プロフ) - ghjjjjuyさん» > ghjjjjuy さま (*´艸`*)ウフフフフ そうです、ウニョクに盲目中♪ (2013年1月25日 13時) (レス) id: cf54a732ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ES | 作者ホームページ:http://twitter.com/es_allrise_jp
作成日時:2012年10月12日 17時