2日目-10 You ページ11
「はっ!すごい!キッチンまである」
スタジオとは言っても本当に家だ
スタッフ「冷蔵庫の食材も自由に食べて下さっていいですよ」
まさに冷蔵庫を開けようとしていた私は、盗み見が見つかった人みたいに全身がビクッとなる
振り返るとスタッフさんは笑顔で去って行った
「やっぱりじっとしていよう」
いつかボロが出てしまいそう
ここはいち早く退散とリビングに戻ろうとすると、ソンミンさんとウニョクさんがこっちに向かって走ってくるのが見えた
SM「ここにいたんだ」
「は、はい」
EH「ヒョン、見て!すごいよ、冷蔵庫の中も」
SM「うわぁ、本当だ」
「その冷蔵庫の食材も自由に食べてくださいってスタッフさんが言ってました」
EH「本当に?」
嬉しそうな顔でウニョクさんは冷蔵庫の中をガサガサとあさりだした
SM「ウニョク、その姿をカメラに撮られたらどうするの?」
EH「ウッ‥‥でも見て?肉だよ?肉食べたい!ヒョン、何か作って」
SM「自分でやって(笑)」
笑顔でサラッと断るソンミンさんにウニョクさんは首をかしげて笑顔を見せる(愛嬌を振りまくって奴でしょうか)
EH「ヒョン、お願い♪」
SM「可愛くないからヤ〜ダ♪」
愛嬌には愛嬌で返すソンミンさん、さすが愛嬌担当(勉強になります)
EH「じゃあ、キュヒョンでいいや」
「え??」
SM「キュヒョンがやるわけないだろ」
EH「だってドンヘから聞いたよ。今朝はキュヒョンが朝食を用意したんだけど、すごく美味しかったって」
ウニョクさんの話を聞いたソンミンさんが私を見る
SM「本当なの?」
「あ‥あの‥‥わた、わた‥‥僕は」
突然の展開に慌てる声が少しだけ震えた
どうしよう、何て言おう
「そ、そうなんです!実は、内緒で料理の勉強をしまして‥‥」
ほぼ無意識に出た言葉にソンミンさんが眉を顰めた
SM「へぇ〜……知らなかった」
EH「じゃあ、キュヒョン。この肉お願い」
そう言ってウニョクさんは1人、軽い足取りでキッチンから出て行ってしまった
渡されたお肉をキッチン台に置きながらソンミンさんの様子を伺うと、ソンミンさんは冷蔵庫の中から野菜を取り出す
SM「じゃあ、僕が手伝ってあげるから、その料理の腕とやらを披露してもらおうかな」
う‥疑われてる
だって、言葉に温かみを全然感じないもん(涙)
キュヒョンさん
私、本当の事を言って楽になりたいです
89人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミーキー(プロフ) - 更新されたの通知が来た時本当に嬉しかったです!!!大変だと思いますが頑張ってください^ ^ (2016年5月11日 3時) (レス) id: 43662fb934 (このIDを非表示/違反報告)
しのぶ(プロフ) - ESさんが!!更新ありがとうございます! (2016年5月9日 18時) (レス) id: c02e12bacd (このIDを非表示/違反報告)
Juno(プロフ) - 更新ありがとうございます。キュヒョンが好きな子がボミ?チャンミンは中身がキュヒョンだとわかったらどう出てくるか。でもキュヒョンはごまかし上手そう(笑)問題は[私]。イトゥクが助けてもソンミンには見破られそう。でもソンミンが知った方が2人とも楽な気がする。 (2013年2月2日 16時) (携帯から) (レス) id: d5b91689d4 (このIDを非表示/違反報告)
ghjjjjuy(プロフ) - ウニョク良いですよね~ あの笑顔が好きです(^_^) (2013年1月28日 16時) (レス) id: 7d7da024e8 (このIDを非表示/違反報告)
ES(プロフ) - ghjjjjuyさん» > ghjjjjuy さま (*´艸`*)ウフフフフ そうです、ウニョクに盲目中♪ (2013年1月25日 13時) (レス) id: cf54a732ae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ES | 作者ホームページ:http://twitter.com/es_allrise_jp
作成日時:2012年10月12日 17時