2日目-01 You ページ2
ふと開いた目
その目から見えるものに違和感を感じた
開けきらない目を擦りながら、ベッドから上体を起こして周りを見渡す
・・・そっか・・・ここキュヒョンさんの部屋だ
目を擦った手は指が長くて、見るからに男の人の手
それだけで自分はまだ元に戻れて居ないんだとわかる
目が覚めたら夢だった・・・
「なんて、そんなわけないか」
時計を確認すると、朝の5時
そう言えば、今日は何時に起きればいいんだろ?
二度寝したいところだけど、それで遅刻したら迷惑になっちゃうし
私は着替えを済ませると、ドアを少しだけ開ける
リビングは静かで、まだ誰も居なさそう
音を立てないように部屋を出て、大きなカーテンを開けると、いつもより空が近くに感じた
マンションの10階だもんね・・・
見慣れない風景をしばらく眺めた後、顔を洗って歯を磨いて、それから昨日やりかけになったままの雑誌拾いを始めた
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「キュヒョンか?」
包丁片手に振り向くと、ビックリした顔で立っているヒチョルさんがいた
「お、おはようございます!」
私はヒチョルさんの近くまで行って朝の挨拶をする
HC「危なっ、包丁!包丁!」
「あっ、すみません」
私は慌てて包丁を後ろに隠した
ヒチョルさんは眉間に皺を寄せた顔で部屋を隅から隅まで見た
HC「…掃除したのか」
「あ、はい」
HC「掃除して朝飯作るなんて、どういう風の吹き回しだ?」
「あの…それは…」
もし、仮に普段のキュヒョンさんは掃除も朝ご飯も作らない人だったら、この行動は明らかに変だと思われてしまうかもしれない
私を見るヒチョルさんの大きな目は誤魔化しは一切通用しなさそうで、むしろ全てを見透かしていそうで・・・怖い(涙)
「僕が言ったんだよ」
上下白のスウェット姿で登場したイトゥクさんに窮地を救われる
LT「たまにはマンネらしいことしてみたら?って」
HC「・・・そういう事か。悪くないな」
イトゥクさんの話に納得したのか、ヒチョルさんは自分の部屋へと戻っていく
「…スミマセン」
LT「ううん」
イトゥクさんは作りかけの鍋を覗くと
LT「期待してるよ」
と声をかけてくれた
「・・・はい!頑張ります!」
笑顔で期待してるなんて言われたら、張り切っちゃうよね
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ミーキー(プロフ) - 更新されたの通知が来た時本当に嬉しかったです!!!大変だと思いますが頑張ってください^ ^ (2016年5月11日 3時) (レス) id: 43662fb934 (このIDを非表示/違反報告)
しのぶ(プロフ) - ESさんが!!更新ありがとうございます! (2016年5月9日 18時) (レス) id: c02e12bacd (このIDを非表示/違反報告)
Juno(プロフ) - 更新ありがとうございます。キュヒョンが好きな子がボミ?チャンミンは中身がキュヒョンだとわかったらどう出てくるか。でもキュヒョンはごまかし上手そう(笑)問題は[私]。イトゥクが助けてもソンミンには見破られそう。でもソンミンが知った方が2人とも楽な気がする。 (2013年2月2日 16時) (携帯から) (レス) id: d5b91689d4 (このIDを非表示/違反報告)
ghjjjjuy(プロフ) - ウニョク良いですよね~ あの笑顔が好きです(^_^) (2013年1月28日 16時) (レス) id: 7d7da024e8 (このIDを非表示/違反報告)
ES(プロフ) - ghjjjjuyさん» > ghjjjjuy さま (*´艸`*)ウフフフフ そうです、ウニョクに盲目中♪ (2013年1月25日 13時) (レス) id: cf54a732ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ES | 作者ホームページ:http://twitter.com/es_allrise_jp
作成日時:2012年10月12日 17時