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最近、酷く学校が退屈だ。
最初も特段面白かった訳じゃないが。
最近、目立って何かをされることがなくなった。
屋上での一件日以来、誰も彼もが近付かない。
声をかけるタイミングがあっても何も返ってこない。
配布物や回収物などの話やそれ自体が回ってこない。
───実質的な透明人間だった。
元々ひとりは好きだ。別にそれが悲しいとかはない。
ただ、周囲の環境と本人の気持ち次第で
ここまで透明人間になれるものかと感心したのだ。
それでも偶に手を出してきては、
化け物に遭遇したかのような顔をして逃げていく。
_________正に、今がそうだ。
大きな音を立てて私の身体がフェンスにぶち当たる。
そしてそれは重力に従い地面に落ちた。
あー、腕力増強・並の個性かなこれ。
今度はいつまで痣が残るんだろう。
A｢…………。｣
｢お前……表情ひとつ変わらない...！
俺の個性でやったんだぞ...！？｣
弱個性でやられましても。とは思うが声には出さない。
長引くのは面倒だし、黙ってるのが吉だ。
どんよりと重い雲を見上げた。今日もまた屋上で。
君たちここ好きだね。
｢っくそ、気持ち悪ぃ...！
無個性のくせに、無個性のくせに...ッ｣
そう言い残して真っ青な顔で駆け去ってゆく少年。
今はテスト期間。故にストレス発散したかったのか。
私はこんなことより勉強した方がいいと思うよ。
そういう意味を込めて手を振る。
荒々しく閉められた扉の音だけが響いた。
A｢……………………さて、｣
ここ最近は、色々なことがあって
授業を上の空で受けることが多かった。
故に、今回は特に頑張らなくてはいけない。
自習室にでも行こうと腰を上げたその時、
視界がぐるりと反転した。
これから来るであろう衝撃に耐える為、
ぎゅっと目を瞑る。
まずい、倒れる_______！！
A｢…………………………？｣
しかし、予想していたそれは
いつまで待ってもこなくて。
恐る恐る瞼を開ければ、
太陽に反射して輝く小麦色の髪。
爆豪｢こないだのメロンパン女。｣
A｢いや、それくれたの君。｣
現状を説明すると、爆豪くんが支えてくれた。
汗だくの額からみて、
どこかから急いで来てくれたのだろう。
あーそうだ。
インターンから帰ってきてたんだ。
A｢とりあえず、ありがとう。｣
言った瞬間、そのまま俵担ぎされた。
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！！！(プロフ) - 無山さん» ええ、とても素敵な言葉ですね…！教えていただきありがとうございます(><)夢主ちゃんには幸せになって欲しいですよね… (2022年10月4日 11時) (
レス) @page21 id: c955538e13 (このIDを非表示/違反報告)
無山(プロフ) - 本当に最高です。「ヒーローは世界を救うために君を犠牲にするがヴィランは君を救うために世界を犠牲にする」僕が何かで見聞きした言葉で一番好きな言葉です！夢主ちゃんはヴィラン側で幸せになって欲しいです♡ (2022年10月3日 21時) (レス) @page24 id: da890bbd5a (このIDを非表示/違反報告)
！！！(プロフ) - 無山さん» ありがとうございます！漫画読んでて、絶対一定数こういう奴らいるよなって思って書いていたので楽しんで頂けて嬉しいです！ (2022年10月3日 21時) (レス) @page23 id: c955538e13 (このIDを非表示/違反報告)
無山(プロフ) - 好きです。個性を持っていても他人をいじめる奴らがヒーローになんざなれるわけない。いいですよねぇ自分が馬鹿にしてたものに負ける時の表情！創造だけでも気分が高まる。さいっこうに好きです! (2022年10月3日 18時) (レス) @page21 id: da890bbd5a (このIDを非表示/違反報告)
！！！(プロフ) - 暖かいお言葉ありがとうございます；；6期アツいですよねぇ！！これからもよろしくお願いします！ (2022年10月3日 10時) (レス) @page20 id: c955538e13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：！！！
| 作成日時：2022年10月1日 18時
