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_________オール･フォー･ワンは私に個性を与えた。
快く引き受けてくれた理由はわからない。
なんの契約もなく個性を与えてくれた理由も
何も知らない。
ただ、頭を撫でられた。
頑張ったねって言われて、
今日は弔たちと居なさいと
そう言ってくれた。
死柄木｢……戻ったか。｣
A｢うん。シャワーありがとう。｣
例のBARに戻って、シャワーを借りた。
自分の穢れが流されていくような気がして、
過去一楽しいお風呂だったと思う。
死柄木｢先生から話は聞いた。
一旦お前は雄英に戻れ。｣
A｢……いいの？｣
''敵連合からしたら、まだ味方かも
わかりきってない人間を野放しにして。''
言葉にこそ出さなかったものの
わかっていたのか、指の隙間から覗く瞳。
死柄木｢雄英の生徒が急に居なくなればヒーローたちに
怪しまれかねない。今来られたら確実に敗北だ。
...だったら、''その時''までお前は取っておく。｣
A｢はは、仰せのままに。｣
ありがとうと小さく呟けばそっぽを向かれる。
別に、敵連合は元から嫌いじゃない。
むしろ共感できるのは彼らの方で、
恋焦がれたのがヒーローたちだった。
それだけだった。
A｢死柄木くん。｣
死柄木｢なn｣
A｢添い寝して。｣
死柄木｢……は？｣
彼の反応も当たり前だ。
死柄木弔の個性は''破壊''。
その五本の指で触れた物を破壊する力。
A｢あ、黒霧も一緒に寝てほしい。｣
黒霧｢！！？｣
死柄木｢巫山戯たことを言うな、女。
死にたいのか？｣
A｢……知ってるよ、死柄木くんの個性。
だから手を縛りつけて寝て欲しい。｣
死柄木｢は''''？？｣
真剣に言ったのにBARを追い出されてしまった。
扉の前に立ち尽くす。
きっと彼は、''その時''まで
ここを開けてくれないのだろう。
A｢…………。｣
ああ、こんな感覚はこの世界に来て初めてで。
前世でだって幼い頃だけだけで。
もう、忘れたはずのものだった。
A｢……初めてだったの。
友達ってこんな感じなのかな、死柄木くん。｣
｢…………。｣
日も登りきった街を歩き出す。
ずっと重かった足取りが、
今日は少し軽かった気がしたんだ。
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！！！(プロフ) - 無山さん» ええ、とても素敵な言葉ですね…！教えていただきありがとうございます(><)夢主ちゃんには幸せになって欲しいですよね… (2022年10月4日 11時) (
レス) @page21 id: c955538e13 (このIDを非表示/違反報告)
無山(プロフ) - 本当に最高です。「ヒーローは世界を救うために君を犠牲にするがヴィランは君を救うために世界を犠牲にする」僕が何かで見聞きした言葉で一番好きな言葉です！夢主ちゃんはヴィラン側で幸せになって欲しいです♡ (2022年10月3日 21時) (レス) @page24 id: da890bbd5a (このIDを非表示/違反報告)
！！！(プロフ) - 無山さん» ありがとうございます！漫画読んでて、絶対一定数こういう奴らいるよなって思って書いていたので楽しんで頂けて嬉しいです！ (2022年10月3日 21時) (レス) @page23 id: c955538e13 (このIDを非表示/違反報告)
無山(プロフ) - 好きです。個性を持っていても他人をいじめる奴らがヒーローになんざなれるわけない。いいですよねぇ自分が馬鹿にしてたものに負ける時の表情！創造だけでも気分が高まる。さいっこうに好きです! (2022年10月3日 18時) (レス) @page21 id: da890bbd5a (このIDを非表示/違反報告)
！！！(プロフ) - 暖かいお言葉ありがとうございます；；6期アツいですよねぇ！！これからもよろしくお願いします！ (2022年10月3日 10時) (レス) @page20 id: c955538e13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：！！！
| 作成日時：2022年10月1日 18時
