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翌日、私は学校に来ていた。
体育祭の振り替え休日の為、
私を除き生徒は人っ子一人いない。
ぺたぺたとスリッパの音だけが響く。
それは、ある部屋の前で止まった。
A「…………失礼します。」
「どうぞー！」
空いた扉の先、待ち構えていた瞳と目が合う。
自分がこれからどうなるのかなんて分からない。
それでも、何を犠牲にしても最善を尽くさなければ。
汗でぬめった手のひらを制服で拭き取る。
案内されるがまま、私はソファにその身を沈めた。
A「…………
……………………校長先生、相澤先生、オールマイト。」
校長「休みのところありがとう！
そして、どうして呼ばれたのか...
君はわかってるよね？」
にこやかに言う校長先生。
分かってる。怒ってるんだ。
無駄な足掻きは返ってよくない、
もう腹を括ってしまおう。
一拍置いて、私は意を決し顔を上げた。
A「……はい。私は、
輪廻Aは、t「あのエンデヴァーと喧嘩したそうだな。」
………………え？」
───私の声を遮ったそれは、オールマイトだ。
予想外の答えに素っ頓狂な声が出る。
ﾏｲﾄ「彼から連絡が来たよ。
夜遅くに裏路地を歩く少女を見つけたと思えば、
口喧嘩になったと。そしてその少女が雄英にいると。
そして言われた、お前のところは生徒に
一体どんな教育をしているのか...とね。
輪廻少女、見掛けによらずやるなぁ！」
相澤「褒めるところじゃねぇぞ、オールマイト。」
A「……は、はぁ...。」
なんか...思ってたのと違うな。
煙草の件だと思っていたのに……
あのエンデヴァーが、黙ってくれた？
なんのために？
校長「そうそう、大体真夜中に女の子が路地裏なんて
危険にも程があるよ！何かあってからじゃ遅いんだ。」
流石に、あんな大通り近くで
馬鹿やる人間はいないでしょ。
言いかけた言葉を閉じる。危ない危ない。
A「……申し訳ありません、
つい軽い気持ちで動いてしまいました。
おかげで己の未熟さも充分分かりました。
以後、雄英生徒として規律を重んじ過ごします。」
ぺこりと頭を下げる。
謝罪文は第一に自分の反省すべき点、
第二にそれをどう改善するか答えればいい。
大人は'それ'を求めているから。
校長「あ、いや、分かってるならいいんだ。
そこまで堅くならなくてもいいと思うよ！」
ま、それを本当に行うかは別けどサ。
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！！！(プロフ) - 無山さん» ええ、とても素敵な言葉ですね…！教えていただきありがとうございます(><)夢主ちゃんには幸せになって欲しいですよね… (2022年10月4日 11時) (
レス) @page21 id: c955538e13 (このIDを非表示/違反報告)
無山(プロフ) - 本当に最高です。「ヒーローは世界を救うために君を犠牲にするがヴィランは君を救うために世界を犠牲にする」僕が何かで見聞きした言葉で一番好きな言葉です！夢主ちゃんはヴィラン側で幸せになって欲しいです♡ (2022年10月3日 21時) (レス) @page24 id: da890bbd5a (このIDを非表示/違反報告)
！！！(プロフ) - 無山さん» ありがとうございます！漫画読んでて、絶対一定数こういう奴らいるよなって思って書いていたので楽しんで頂けて嬉しいです！ (2022年10月3日 21時) (レス) @page23 id: c955538e13 (このIDを非表示/違反報告)
無山(プロフ) - 好きです。個性を持っていても他人をいじめる奴らがヒーローになんざなれるわけない。いいですよねぇ自分が馬鹿にしてたものに負ける時の表情！創造だけでも気分が高まる。さいっこうに好きです! (2022年10月3日 18時) (レス) @page21 id: da890bbd5a (このIDを非表示/違反報告)
！！！(プロフ) - 暖かいお言葉ありがとうございます；；6期アツいですよねぇ！！これからもよろしくお願いします！ (2022年10月3日 10時) (レス) @page20 id: c955538e13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：！！！
| 作成日時：2022年10月1日 18時
