第５話 ページ5
それからAは部活も勉強も頑張ってた。
ハルワンに行くのも、俺にちゃんと連絡くれて。
毎日じゃなく、決まった曜日に行くようになった。
けど、短期留学の話はまだ考えてはいなかった。。
俺の中で、決まらなかったんだ、、。
Aはちゃんと約束を守ってくれて、実行に移してるのに。
まだ、中1だからとたかを括っていた。
ある日、Aは俺に、連絡をしなくなった。
約束を初めて破った。
朝は普通だった。
今日はハルワンに行かない日で、部活だけやったら家に帰るっていう日。
なのに、ハルワンに居る。
俺はまだ仕事が残ってたから、ヒョクとリョウクに任せた。
DW『ヒョクに、リョウク！』＊DWはドンファの英語表記です！本当はDHですが、ドンへと被るため変えてます
EH『ヒョン！お疲れさま！』
RW『お疲れさまー！』
ドンファヒョンに挨拶後、席に案内された。
EH『A！』
RW『あんにょん！』
『あっ、ヒョッくんに、リョウちゃん！』
EH『なんでここに居るの？』Aの隣に座る。
リョウクはAの向かい側に座った。
『うん、、。』何か考えてるのか、黙った。
すると、ドンファヒョンが飲み物を持って来てくれて、Aの反対側に座った。
EH『ヒョン、ありがとう』
RW『A？何かあったの？』
DW『、、話していいか？』頷くA。
EH『ヒョン、何かあった？』
DW『学校や部活は楽しく過ごしてるし、勉強も約束だって守って来てるのに、ドンへは約束を守ってくれないらしい。
ドンへに学校である参観や部活の活動発表会、懇談会とか色々ある行事の事を言っても、Aが頑張ってるならそれでいいとか、パパは分かってるからってしか言わないらしいんだ。短期留学も含め私を行かせたくないのか分からないけど、もうイヤになったと』
それを聞いて俺はAを抱きしめた。
EH『A、だからこーやって反抗してるんだよな？』
『うん、、パパ、、分かってくれてない、、。』とぎゅっと抱きついて来て泣き始めた。
RW『ドンへヒョン、、自分の考え、思いだけじゃん。ちゃんと見てあげなきゃならないのに。』
DW『ドンへの気持ちも分からなくは無いけど、、これはダメだな。Aに約束守らせてな。』とAの頭を撫でた。
しばらく、ぎゅっと抱きしめてたら小さな可愛い寝息が聞こえてきた。
とりあえず、抱っこして寝かせた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 28人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハヌル | 作成日時：2022年6月10日 15時
