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第33話 ページ12

迎えが来たから、そのまま道路脇まで行きバンに乗った。
今日は俺とヒョクのPV撮り。
車で2時間くらい掛かる、撮影スタジオまで行く。
Aは車に乗ると、すぐヒョクの所に行き抱っこをせがむ。
『ヒョッくん!おはよー』
EH『おはよ!A』と抱っこして向かい合わせに座る。
『今日から、ずっーと一緒!』とぎゅっと抱きつく。
EH『うん!嬉しいね〜』抱きしめ返す。
DH『すっかり、ヒョクに懐いたな(笑)』
EH『まー小さい頃から一緒に居るからね(笑)』
DH『ん(笑)また一緒に居れるよ』
EH『だな(笑)』そう話してる内に、Aを見るとカバンから大好きなぬいぐるみを片手で抱っこして、右手はヒョクの髪の毛を触ってる。
DH『A、寝そう?』
EH『俺の髪の毛触って、とろ〜んとした目で窓の外見てるよ。』とヒョクはAの背中を優しくトントンする。
DH『もし、寝たら言って?』
EH『ん、けどいいよ。このままでさ。』
DH『そう?ありがとうな、ヒョク。』
EH『ん(笑)』しばらくすると、ヒョクが小声で『A、寝たよ。』と。
見ると、スースーと可愛い寝息を立ててる。
DH『あれだけ、遊んだら眠くなるよな(笑)』
EH『公園?』
DH『そう!楽しかったみたい。』
EH『また、あの公園連れて行こうよ!あっ、次は海?』
DH『海もいいかも!』
1時間くらいして、スタジオまで遠いから一旦、休憩してから行こうって事になった。
近くのコンビニに入って、先ずは俺とAを起こしてマネと3人でコンビニに入り、トイレを済ませる。
そして、まだ眠そうなAを抱っこして、ジュースやコーヒー、食べ物を適当に買って、コンビニを出てヒョクと交代する。
車に乗って、ボーっとしてるAにジュースを飲ませる。
また、俺の胸にポテッと顔を付けた。
DH『まだ眠い?』
『んーんー』
DH『まだまだ着かないけど、お腹空いた?』
『んーパパは?』
DH『パパはコーヒーとパン食べるよ?』
『そーっかー』と言うと胸に顔を埋めてスリスリする。
甘えたさんになってる証拠。
眠い訳じゃなさそうだし、体調が悪いわけでもないみたい。安心してヒョク達を待った。

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作者名:ハヌル | 作成日時:2022年3月28日 17時

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