第2話 ページ2
俺は只今、子育て奮闘中です。。
奥さんが居なくなって、早2年。
Aも3歳になった。
今日は朝からAがぐずってる。泣いては無い。
DH『ねーA〜早くご飯食べて?』
『、、ん〜ん〜』
DH『食べなきゃ、パパが間に合わなくなるから』
『やぁ〜…。』と、椅子から下りて俺の膝にぎゅっと抱きつく。可愛いんだけど、、。ってこんな事してられない。
DH『A〜』と言いながら抱っこすると、首にぎゅっと抱きついて離れない。
DH『仕方ない。。』抱っこしながら、簡単にタッパーにご飯とおかずを詰めて、それをAの荷物が入ってるカバンに入れて準備する。
そのまま、抱っこしながら、あやし、洗濯物を干す。
『パパ〜…』俺の顔を見る。
DH『ん?どうした?』
『いちごしゃん、、パン、、』
DH『あっ、苺のパン?』
『、、うん』
DH『後で買おうね!』とほっぺにキスを落とす。
苺のパンはAの大好物で、ヒョクが食べててそれを貰ってからハマってしまった。
そればっかり食べさせる訳にはいかないから、たまーに買ってあげてる。
洗濯物を干し終えると、Aを抱っこしたままソファに座り、迎えが来るまで待つ。
すると、スマホが鳴る。
DH『おはよう、ヒョク』
EH《おはよ、ドンへ!今、向かってる。
DH『分かった!』
『ヒョッくん?』
DH『そう、ヒョッくん。』とスピーカーにする。
EH《おはよ、A〜ヒョッくんだよ〜
『ヒョッくん、おはよ〜』
EH《ん、もうちょっとで着くからね?
『ん〜、、いちごしゃん、、パン』と言うと俺にぎゅっと抱きついてスリスリする。
この行動、すずに似てるんだよな。。
DH『あ、苺のパンさ買ってる?』
EH《あれ?あー行ったんだけど売り切れでさ。。
DH『そっか、仕方ないな。じゃ待ってるから』と電話を切る。
DH『A〜』頭を撫で、背中をトントンしながら言う。
『んぅ〜?』
DH『苺のパンね、今日はおやすみなさいしてるんだって』
『おやしゅみなしゃさい?』
DH『そう!だから、今日はパパの作ったお弁当さん食べようね?』
『はーい』と一瞬泣きそうになったけど、分かったのか俺にニコッとしてそのまままたぎゅっと抱きついた。
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作者名:ハヌル | 作成日時:2022年3月7日 12時