○○○○-He Wants It

10.面白い？ ページ10

「ﾋｮﾝ!!」といって膨れっ面をする。
ﾘｮｳｸが「大丈夫だよ」といっているかの様に私の手をそっと握った。

ｿﾝﾐﾝとﾘｮｳｸに感動してると、ｿﾝﾐﾝがくるっと私を見て顔を近づけて来た。

(えっ!何？)

ｿﾝﾐﾝ「で？本当はどうだったの？僕にだけ教えて？」

皆が笑いだした。

A「もうっ!ｿﾝﾐﾝ!!」

でも、このｿﾝﾐﾝのお陰で変な空気から和やかな雰囲気になった。

(ｿﾝﾐﾝもﾘｮｳｸもすっごく良い人だな〜)

A「あ、そういえば、さっき何で私をここに連れてきたの？」
ﾘｮｳｸ「あぁ、ﾋｮﾝ達が皆でゲームしようって言うから」
A「へぇ♪何のゲーム？」
ｶﾝｲﾝ「じゃーん!!」

ｶﾝｲﾝは細長く切られている、きゅうりやﾆﾝｼﾞﾝを出してきた。

A「それってもしかして…あの…両端から食べて行く…」
ｶﾝｲﾝ「そうそう!!」

(ずっと思ってたんだけど、それ、何が面白いの？)
とは聞けなかった。

ｶﾝｲﾝ「あとはﾄﾗﾝﾌﾟを口で吸って隣の人に回していくゲームもあるけど」

(だから!何が面白いの!!それ!!)
あくまで心の中で、強く聞いた。
(女性とするから喜んでいるのなら分かるけど、ﾒﾝﾊﾞｰ同士でも楽しそうにしてたよね？)

ｲﾄｩｸ「だれがやる？」

ﾋﾁｮﾙ「お前(A)と…」

A「え゛!!なんでっ!!いや、じゃぁさ、ｼﾞｬﾝｹﾝとかで負けた人とかにしようよ!!
って聞いてる??(怒)」

皆は固まって何かを相談した後、Aの方を向いた。

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