○○○○-He Wants It

45.溢れる感情【SMｓ】 ページ45

〓〓〓〓〓〓 ｿﾝﾐﾝｻｲﾄﾞ2 〓〓〓〓〓〓

すぐに風呂場へ向かうと、既にｲｪｿﾝが入っていた。

自分まで入る訳にはいかないので、脱衣所で待機することにした。
何かあったらすぐに行ける様に。

2人の会話の中で自分の名前が挙がってるのに気付き、少し近付く。

ｲｪｿﾝ「でも誰かさんと違って何もしないし、見ててくれてもいいし。」

宣戦布告だ!絶対に負けるものかと闘志を燃やしていると、中の様子がおかしい事に気づく。

すぐにｶﾝｲﾝを呼びに行き、風呂場へ戻る。
すると、中から「いいからっ!!」とAの声が聞こえる。
どうしようかとｳﾛｳﾛしているとﾘｮｳｸが来て、中へ入る。

嫌がるかと思いきや、そんな様子ではなかったので、
ｶﾝｲﾝと一緒に脱衣所を出た。

ﾄﾞｱの前でうろつく。
しばらくすると、ﾘｮｳｸが呼んでくる。

ぐったりしているAを見て抱き締めずにはいられなかった。

「…ｿﾝﾐﾝ？」
「えっ!」
「匂いで分かった。あと、感覚でわかる。
一番最初に覚えた匂いだから。」
目を閉じながら答えるA。

嬉しすぎて、どうしようもなかった。

(ｷｽしたい…でも、今は駄目だ・・・でもしたい!
こんなｶﾞｳﾝ一枚で・・・自分で着た？)

(まさか、ﾘｮｳｸに？
聞きたい・・でも・・・・・ｸｿっ!!)

Aを抱く腕に一度力を入れた。

なんでこんなにも俺を心配させるんだ。
ｽｷがあるﾀｲﾌﾟではないから、きっと人を惹き付けてしまうんだろう。

お前の事で頭がいっぱいだ。
愛してる・・・

46.ﾄﾞﾝｾﾝ…?【RWs】→←44.敵多し【SMｓ】

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す