○○○○-He Wants It

39.服のまま・・・ ページ39

ｶﾝｲﾝ「じゃぁ、風呂にでも入るか!」
「あ!ちょっと待って!」

Aはお風呂場へお湯加減を確かめに行く。
白い液体の入浴剤を入れて混ぜながら、ﾎﾞｰっとさっきまでの出来事を思い出していた。

お風呂場を出ようとしたとき、思いっきりすべる。

ﾊﾞｼｬｰﾝという大きい音とともに、Aはお湯に浸かってしまった。

(ああ…何やってるんだろ私…)

出ようとするが、服が重くて上手く動けず、また転んでしまいそうで怖かった。
すると、お風呂場のﾄﾞｱが勢い良く開いた。

ｲﾄｩｸ「A!!大丈夫??ﾌﾟｯ!あはははは」
大きい高い声で思いっきり笑われた。

(うん、そんなﾀｲﾌﾟの人だと思ってた…)

ｶﾝｲﾝも駆けつけ、留めの一言
「全身で湯加減確かめた？笑」

(…もういいもん‥)
軽く2人を睨み付けたが、ｶﾝｲﾝが軽々とAを持ち上げ、浴槽から出してくれた。

「ごめん、ｶﾝｲﾝも濡れちゃった？」
ｶﾝｲﾝ「そうだよ〜!だから一緒に入っちゃおっか♪」
「!!!」

赤面しながら何て返そうか考えてると、後ろから大きいﾊﾞｽﾀｵﾙが掛けられた。
ﾄﾞﾝﾍ「そんな格好で居ると風邪引くだろ!」

ｶﾝﾄｩｸはそんなﾄﾞﾝﾍをﾆﾔﾆﾔしながら見つめている。
ｶﾝｲﾝ「じゃぁお前が一緒に入れば？」
ﾄﾞﾝﾍ「/////」

「一人で入るよっ//ごめんね、今日は一番風呂もらっちゃうから!」
さっさと皆を追い出し、脱衣所のﾄﾞｱに鍵を掛ける。

(はぁ、もう…///)
今度はちゃんと浴槽に浸かる。
ﾄﾞﾀﾄﾞﾀっと音がしたかと思うと、お風呂場のﾄﾞｱがﾊﾞｯと勢い良く開いた。

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