○○○○-He Wants It

37.弟ではなく男【RW】 ページ37

ﾘｮｳｸの部屋に行き、ﾉｯｸすると返事が無かった。
何度呼びかけても応答が無いので、ﾄﾞｱをあけた。

ﾍﾞｯﾄにうつ伏せになっている。
顔を覗き込むと、ぷぅっと頬を膨らます。
(か、可愛い…//)
ﾍﾞｯﾄに腰掛ける。

ﾘｮｳｸ「僕、ﾋｮﾝ達みたいにしたいのに、出来ないんだ。
さっきので精一杯で…」
「じゃぁさ、今日一緒に寝よう♪」
ﾘｮｳｸ「…」
「??」
ﾘｮｳｸ「ぼく、一応男の子だよ？」
「私に何かするの？」
しないでしょ？というﾆｭｱﾝｽで聞く。
一瞬固まったﾘｮｳｸの顔をみて、ひどい事を言ったなと思った。
その瞬間、手を思いっきりひかれ、ﾍﾞｯﾄに仰向けになる。
目を開けるとﾘｮｳｸが上に覆いかぶさっている。

Aの両手を押さえ、舌で口をこじ開けてくる。
押さえつけている力は外見では全く想像できない程の力だった。
「ふぁっ…ﾘｮｳ‥はぁっ」
息も出来ないほど夢中で舌を絡ませる。

突然ﾘｮｳｸはAを離れる。
ﾘｮｳｸ「ごめん!ごめんね!僕…嫌いになった？」
涙目で聞いてくる。

「びっくりしたけど、嫌いにならないよ。
私こそごめんね、気に障るような事言っちゃったよね」
ﾘｮｳｸは大きく首を左右に振り、Aに抱きつく。
ﾘｮｳｸ「A、すきだよっ!ごめんね、大切にするから、嫌いにならないで!!」

泣いている様な声だった。
きちんと話し合おう。
Aは皆と話し合う決意をした。

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