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24.密かな想い【RW】 ページ24

リョウクが仕事を終えて家に帰ると、やけに静かだった。
(誰も帰ってないのかな?)
リビングへ行くと、Aがソファで寝ていた。
さすがに、昨日韓国へ来て今日から家事をするのは大変だったんだろうと思った。

部屋へ戻り、タオルケットを掛けてあげた。

とっても気持ちよさそうに寝ている。
寝顔をみて、微笑む。
床に座り、顔にかかっている髪を直してあげた。
顔に手が触れた瞬間、胸がドキンといった。

リョウクは顔に手を触れたまま見つめ、そっと顔を近付けた。
緊張しながら、そっと唇が触れる。
その瞬間に初めて、起きてしまったらどうしようという思った。
唇に触れたまま少し考えたが、その時はその時だと開き直り、
リョウクは瞳を閉じた。

あまりの気持ちよさに、チュッとしてみると
Aが「ん〜」と言って少し動いた。
その姿がまた可愛らしく、また唇を重ねた。

キッチンへ行き、Aの寝顔をたまに見ながら食器を並べた。
とても幸せな気分になっていたその時、ふと気付いた。
ヒョン達に寝顔を見られると思うと嫌で嫌で、慌ててAの元へかけより、手を引っ張った。

「ん〜…おかえり…」
リョウク「ただいま!ねぇ、ヒョン達もうすぐ帰ってきちゃうよ?!」
「Zzz…」
リョウクはもう一度Aの頬に手を当てて、微笑む。
どうしてもヒョン達に寝顔を見せたくなかったリョウクはA抱きかかえて起き上がらせた。

「あっ!!寝てた!!ごめんね〜今ご飯の支度するね!」
慌ててキッチンへ向かう。
何も知らずにせっせと食事の準備をするAを見て、リョウクは罪悪感を感じた。
それでも、まだ残る唇の感触の嬉しさの方が勝っていた。

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さめこ - こんにちは^^ 実わ、ヒチョルくんしか知らないんです…なので、やっぱり読み進んでいくうちに、ワケがワカラナクなってきちゃって…ごめんなさい!お顔とお名前、キチンと認識してから、また来ます〜! (2010年8月11日 20時) (携帯から) (レス) id: 535d45dec4 (このIDを非表示/違反報告)
peg - INAs これが現実だったらそのまま失神するよねw (2010年7月3日 17時) (レス) id: 4ee4333c30 (このIDを非表示/違反報告)
INA - ソンミンの男らしさにキュンキュン〜(≧∇≦)かっこよすぎ(>_<) (2010年7月3日 15時) (携帯から) (レス) id: 750d015f31 (このIDを非表示/違反報告)
peg - ュナク 見たよ〜!!いいねぇ!!やばい!年齢が気になったけど、年長と一歳差でよかったwダンスもカッコいいね♪ (2010年7月2日 2時) (レス) id: 4ee4333c30 (このIDを非表示/違反報告)
ュナク - やっぱ、Yって曲かな!MV→http://www.youtube.com/watch?v=val9femyp2E&feature=player_embeddedだよー (2010年7月1日 16時) (レス) id: feb4fd6869 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Pegasus

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