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臨也は何が楽しいのか


愉快そうに口角をあげている。





「転入届から仙台行きの新幹線チケット、


それから仙台に住むためのマンション、


制服や教材諸々既に用意してある。」





そういって仙台行きのチケットを渡してきた。



これで私がこの依頼を断ったら


此奴どうするつもりでいたのかしら。



疑問に思ったが


聞くのが面倒臭かったためやめた。





「明日の夕方から行って貰う。


服とか教材、全てマンションにおいてあるから、


この地図の場所に行って管理人に聞いてくれ。」






他に何か質問があれば


連絡をくれ、それだけ言い


部屋を出て行った。




はあ、本日数回目の溜息をつき


分厚い資料を読み始める。





女の名前は城ケ崎美琴。



父は化粧品会社の社長をしているらしい。





「初めはあまりうまくいっていなかったが


ライバル会社が潰れたお蔭で


売上は右肩上がり…」





ライバル会社が潰れたって所に


臨也が関係している、か。




それから朝まで資料暗記、


城ケ崎美琴の情報を調べ


周りの人間についても調べた。





…絶対に失敗は許されないのだ。



何が起きてもいいように


しておかないと…。






「ふわぁ…眠い」



伸びをして肩と首を


ぽきぽき鳴らす。



何時間もPCと資料を見続けていて


目が疲れ切っている。






今の時刻は午前10時。



そろそろ仙台に向かう準備をしないと。





まずお風呂に向かって


シャワーをあび


ドライヤーで髪の毛を乾かして


メイクをする。





それからスーツケースに必要最低限の物を


詰め込み準備を終えた。





ぴこん。スマホの音が鳴る。





「新羅からだ。」






『今日午後五時から皆で鍋をやるんだけど


Aも来ないかい?』






新幹線は最終のだったはず。



二時間程度だったら…。






『仕事があるから二時間程度しか


いれないけれどそれでもいいのなら』




慣れた手つきでスマホに打ち込み


送信ボタンを押す。



自分でもパソコンのキーボードや


スマホに打ち込むのは


かなり早いほうだと思っている。





…早くたって特別いいことなんてないけれど。







『構わないよ。二時間入れれば十分さ。


セルティも会えるのが楽しみだって。』



『私も楽しみにしているわ、って伝えておいて。


それじゃあ数時間後会いましょう』

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作品ジャンル:アニメ
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Bianca(プロフ) - ドストライクです!!更新再開待ってます!! (2018年1月24日 1時) (レス) id: 3f83c3abab (このIDを非表示/違反報告)
悪魔(プロフ) - マジカルバナナwww (2017年5月2日 22時) (レス) id: 11d1dc300c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まかろん。 | 作成日時:2017年4月27日 21時

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