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「?なんだ」



「徹先輩、足捻ってると思います。


明らかに走り方がおかしい。


このままでは悪化してしまうので


やめさせてください。」



「!?わかった」





おい!クソ川と物凄い声で


徹先輩を引っ張ってこっちに向かってくる。



いや、悪化しますって…。





「徹先輩、足出してください。」



「え、なんでわか、」



「いいから早く!」




無理やり座らせ靴下を脱がし


腫れている足を確認する。




「やっぱり…腫れてるじゃないですか。


なんですぐに言わなかったんです?」



「もうすぐ練習試合があるから


俺のせいで練習をとめるわけには、」



「はぁ…少しひねっただけでも


そのままにしておくとバレーができない程に


なってしまったりするんですよ!!


そうなってからじゃ遅いんです…」




ここに来る前に頭に叩き込んでおいた


テーピング方法を思い出し


素早くテーピングをしていく。





「あ、お前確か膝、そうか…」



「…私みたいにはなってほしくないんです」





いや私膝壊したりしてないんですけどね((





「テーピング終わりました、


けど結構腫れ酷いので練習やめて


明日かできれば今病院行ったほういいです」



「ぐぐ…今日はもう遅いし


明日病院行くことにするよ」



「もう本当隠したりしたらだめですよ…」





捻った方の足を庇いながら


更衣室に戻っていく徹先輩を見ながら


岩泉先輩が私に話しかけた。





「お前、すげえな、一緒に、近くにいた俺


が気づかなかったのに…」



「岩泉先輩が気づかないのは当然ですよ。


一生懸命にプレーしててきづくほうがすごいです」



「…A、ありがとな」



「!…マネ希望として当たり前のことをしただけです」





爽やかスマイルで頭をぽんぽんしてくれた


岩泉先輩に一瞬ときめく。



あー、徹先輩より岩泉先輩の方もてるべき


だと私は心から思います。



体育館の入り口に


スポドリを持って立ちすくむ


城ケ崎さんに微笑みかける。



城ケ崎さんはそこは私の居場所なのに、


とでも言いたげな表情で睨みつけてくる。





「いわいじゅ…すみません噛みました」



「ぶっ、どうしたらそんな噛み方すんだよ!」



「いっ岩泉って言いにくいんですよ!」



「噛んだのお前が初めてだわ!


…一、下の名前で呼べばいいだろ」




「ぷっ、先輩ツンデレです?


改めてよろしくお願いしますね!一先輩!」

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設定タグ:ハイキュー , デュラララ   
作品ジャンル:アニメ
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Bianca(プロフ) - ドストライクです!!更新再開待ってます!! (2018年1月24日 1時) (レス) id: 3f83c3abab (このIDを非表示/違反報告)
悪魔(プロフ) - マジカルバナナwww (2017年5月2日 22時) (レス) id: 11d1dc300c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まかろん。 | 作成日時:2017年4月27日 21時

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