…喧嘩.WZ ページ6
WZ:「うるせぇっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
俺の一声で部屋が静まり返る。
掴みかかってきたスニョンの瞳は闘志を残しているものの丸く驚いている。
自分でも驚いてるよ、これまでこんな大きな声出したことなんてなかったから。
けど黙っていたわけじゃない、黙っていられない。
WZ:「お前なんかに俺の気持ちが分かるか!!!?あの人がどんな表情で消えてしまいたいって言っていたのかを!!!俺達に関わってる自分が嫌いで早く諦めさせて裏切りたいって言われた俺の気持ちが、分かるかって聞いてんだよ!!!??」
雲一つない晴天で輝く海を見つめる彼女のあの悲しそうな顔が忘れられない。
必死に引き留めるも彼女はいとも簡単にすり抜けていく。
「どうしようもないことだ」って笑うんだ。
WZ:「自分の無力さを恨むしかできないだろ………」
JN:「ジフナ………」
俺にもっと力があったら、彼女を納得させることが出来たならどれ程良かっただろう。
皆を困らせることも傷つけることもなかった。
悔しくて俺の方が消えてしまいたいぐらいだ。
SC:「Aさんを助けたい気持ちはSEVENTEEN全員にある。ただそれぞれに形と言うものがあって、上手く伝わらない。俺はそんなSEVENTEEN(家族)でもいいんじゃないかって思う。こうやってぶつかることも含めて。だからもう争うのは止めよう、お前たちが傷つけ合うのは見たくない」
そう優しい声で諭すスンチョリヒョンの隣でジョンハニヒョンとシュアヒョンは呆れながらも口元は微笑んでいる。
ウォヌもスニョンを拘束するのを止め腕を組んで俯く。
ジュナに関しては綺麗な顔を涙と鼻水でぐちゃぐちゃにしていた。
SC:「俺達全員でAさんを助けよう、方法はこれから考えればいい」
ぎゅッ
HS:「っ、、、」
WZ:「…ヒョン」
俺とスニョンの間に入ってスンチョリヒョンに抱きしめられる。
SC:「俺に取ったらお前たちは可愛い弟だ、喧嘩はいいが暴力は絶対にしないでくれ。分かったな??」
ヒョンの言葉に思う事があったのか視線が重なったスニョンはすっかり8時20分の目に。
HS:「………ジフナ」
WZ:「…………ん」
俺も同じ気持ちだから言わなくていい。
ドンっ!!!!
伝える前に強い衝撃と頬に触れる涙。
HS:「ご、ごべぇんなざいっ(泣)」
WZ:「泣くぐらいいなら最初から言うなバカ野郎」
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柘榴(プロフ) - 申し訳ございません、この章で終わる予定でしたがもう少し続きます(T_T) (7月28日 21時) (レス) @page35 id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - みなみさん» ですがここまで長く続けて来られた作品ですので時間はかかりますが完結させたいと思っております、数ヶ月で治る病気ではありませんしいつになるともハッキリ申せませんが必死に治療して完成させたいと思いますので長い目でお待ち頂けたら嬉しい限りです。 (2023年1月17日 20時) (レス) id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - みなみさん» 初めまして、コメントありがとうございます!!更新につきましては私事ながら持病と精神疾患を患っており今現在執筆出来る状態ではないという返答になります……みなみ様の他にも心待ちにして下さる方が居られることを承知しておりながらもどかしくしております。 (2023年1月17日 20時) (レス) @page8 id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 続きが気になります!更新しますか? (2023年1月1日 10時) (レス) @page8 id: 38bc2a156b (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - 赤福食べたいさん» コメント並びにお気遣い頂きありがとうございます!!体に無理のないよう、時間を見つけて執筆していきますので引き続き応援して頂けたら嬉しいです(^ω^ )♪ (2022年7月8日 20時) (レス) id: 5ec9e6be28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柘榴 | 作成日時:2022年7月1日 21時