…姉弟.?? side ページ48
チャンギュニヒョンから聞いた俺の実の姉。
それが義姉さんの恨んでいる相手。
思考回路が追いつかないままスピーカー越しで白熱した展開が起きていることが分かった。
義姉さんは、あいつを殺すんだと。
IM:「…………………」
チャンギュニヒョンは腕を組み眉をひそめながらただ話を聞くだけ。
ここまで関わっていながら自分から動く気はなさそうだ。
つまりそれは俺がどうするかを見極めているという事だ。
俺の姉の存在を教えたのだって、そういうことだろ。
CG:「義姉さんはどこにいるんです??」
IM:「さぁ、撮影があるとしか聞いていない。現場もどこだか教えられてない」
CG:「チッ……義姉さんはそういう人だと思ってたよ…最後まで俺は踊らされてたわけか…」
IM:「まぁ、そういう事だな。俺に頼み込んだのも、お前との最後になるという事を教えるためだって…残酷な人だ」
最後……??
俺の言った最後とチャンギュニヒョンの言った最後は違う。
嫌に引っかかって脂汗が滲む。
CG:「最後って……そんなのあんまりですよ…させるわけないだろ、俺を置いて行くなんてっ!!!」
ガンッッ!!!!!!!!!
作業台のインクが揺れる。
むき出しにしていた針が刺さろうとも関係なかった。
感情が堪え切れない。
CG:「俺にとっての姉は義姉さんだけだ、たった唯一の家族、血が繋がらなくても家族なんだっ!!!!」
今までMs.murderer(人殺し)なんて呼んだのも悪かった。
罪を背負った義姉さんを独りにしたのも悪かった。
だから、俺を置いて行かないでくれ……。
俺には、義姉さんだけなんだ。
CG:「チャンギュニヒョンお願いがあります」
IM:「……何だ??」
CG:「一生のお願いです。SEVENTEENの関係者に連絡を取って、義姉さんに合わせて下さい、この通りです!!」
汚れた床に額をこすりつける勢いで土下座をする。
恥なんて、そんなのとっくに捨てた。
義姉さんを救えるのなら何てことはない。
IM:「はぁ……おんぶにだっこは疲れる…。まぁ、それは俺が興味を持ってあの人にちょっかい掛けたせいでもあるから仕方ないか。お前にも借りはあるし…」
そう言って気だるげにチャンギュニヒョンはスマホの通話を切って、どこかに電話を掛け始めた。
IM:「もしもし、モネクのIMだけど。…うん、ただ事じゃないのはある程度こっちも知ってる。今から彼女の弟を連れて行こうと思うんだけど、今どこのスタジオに居る??」
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柘榴(プロフ) - 申し訳ございません、この章で終わる予定でしたがもう少し続きます(T_T) (7月28日 21時) (
レス) @page35 id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - みなみさん» ですがここまで長く続けて来られた作品ですので時間はかかりますが完結させたいと思っております、数ヶ月で治る病気ではありませんしいつになるともハッキリ申せませんが必死に治療して完成させたいと思いますので長い目でお待ち頂けたら嬉しい限りです。 (2023年1月17日 20時) (レス) id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - みなみさん» 初めまして、コメントありがとうございます!!更新につきましては私事ながら持病と精神疾患を患っており今現在執筆出来る状態ではないという返答になります……みなみ様の他にも心待ちにして下さる方が居られることを承知しておりながらもどかしくしております。 (2023年1月17日 20時) (レス) @page8 id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 続きが気になります！更新しますか？ (2023年1月1日 10時) (レス) @page8 id: 38bc2a156b (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - 赤福食べたいさん» コメント並びにお気遣い頂きありがとうございます!!体に無理のないよう、時間を見つけて執筆していきますので引き続き応援して頂けたら嬉しいです（^ω^ )♪ (2022年7月8日 20時) (レス) id: 5ec9e6be28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柘榴 | 作成日時：2022年7月1日 21時
