…隙.You ページ43
一方で。
私とミンジとの戦いは続いていた。
A:「はッ、いい加減諦めたら??」
ミンジ:「こっちのセリフよっ、とっとと死ねッ!!!!!!!!」
A:「ッ」
飛び散った破片は頬を掠めそこからは血が滲む。
痛みなど気にする暇もなくミンジは投げ捨てたナイフを拾い上げ私を襲う。
完全にスイッチが入ったのか大きな瞳は血走り眼光が開き私も本気で挑めなくてはいけないと応戦することにした。
一か八かで壺の破片の中でも大きなものを選び手に取りミンジのナイフの柄を狙って突く。
ミンジ:「っ!!」
A:「口ほどにもない…」
ナイフは手を離れ再び弧を描いて床に落ちる。
カランっと金属音が響く中で悔し気にミンジは睨みつける。
ミンジ:「人殺しなだけあるわね…、でもそう上手く行くとでも思う??(笑)」
A:「は…??」
睨みつけたと思ったら不敵に笑みを浮かべるミンジに思わず悪寒がる。
その時だった。
??:「姐姐!!!!!!!!!!」
計算外の出来事。
ミンジが笑った理由に気付く。
私の背後でつたない声で呼ぶ彼の声がした。
ミンジ:「あんたが傷つく方法、思いついちゃった♡」
一瞬の隙をついてミンジは声の方へ走る。
それだけは、許さない!!!!
A:「行かせるかっ!!!!!!!!」
ミンジ:「ッ、ミョンホ!!!!」
A:「逃げろっ!!!!!!」
必死に声の主のTHE8さんの元へ縋りつくミンジの足を払い倒れこんだ彼女の手を後ろで交差させ持っていたガラスの破片で脅すように押し付ける。
THE8さんは黙ったまま、そこから動かない。
聞こえなかったのか、足がすくんだのか。
私の願いは届かない。
A:「聞こえなかったのか、早く逃げてっ!!!!!」
ミンジ:「助けてミョンホっ、私この人に襲われ「誰ですか??」…え??」
階段から私たちを見下ろす視線は冷ややかでいつもの冷静な口調からは考えられない程の憤りを感じる。
過去に私をマネージャーとして認めなかった時とは比べ物にはならない、嫌悪。
ミンジも何があったのか分からないのか抵抗を忘れ私の下で動かない。
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柘榴(プロフ) - 申し訳ございません、この章で終わる予定でしたがもう少し続きます(T_T) (7月28日 21時) (
レス) @page35 id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - みなみさん» ですがここまで長く続けて来られた作品ですので時間はかかりますが完結させたいと思っております、数ヶ月で治る病気ではありませんしいつになるともハッキリ申せませんが必死に治療して完成させたいと思いますので長い目でお待ち頂けたら嬉しい限りです。 (2023年1月17日 20時) (レス) id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - みなみさん» 初めまして、コメントありがとうございます!!更新につきましては私事ながら持病と精神疾患を患っており今現在執筆出来る状態ではないという返答になります……みなみ様の他にも心待ちにして下さる方が居られることを承知しておりながらもどかしくしております。 (2023年1月17日 20時) (レス) @page8 id: 15b01be891 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 続きが気になります！更新しますか？ (2023年1月1日 10時) (レス) @page8 id: 38bc2a156b (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(プロフ) - 赤福食べたいさん» コメント並びにお気遣い頂きありがとうございます!!体に無理のないよう、時間を見つけて執筆していきますので引き続き応援して頂けたら嬉しいです（^ω^ )♪ (2022年7月8日 20時) (レス) id: 5ec9e6be28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柘榴 | 作成日時：2022年7月1日 21時
